その後、帰り支度しながらLINEの連絡先を交換する。ホテルを出て彼女を駅の改札付近まで送っていくことになった。
そして改札付近に近づくと、チナツちゃんが意を決したように語りかけてきた。
「次のデートなんですけど、明日ってどうですか?」
なんと明日もまた会いたいという予想外の申し出だった。
しかし、この翌日には定期的に会っているセフレとの予定が入っていた。
一日にふたりの女性とデートするダブルヘッダーは、筆者にとって単なる日常のことだ。
普通なら喜んでこの申し出を受け入れていたことだろう。
だが、賢者タイムに突入していた筆者からしてみれば、傍らにいるのはただのオバさんだ。完全に冷めていたので、「うん」と即答できなかった。
正直、そこまでの魅力をチナツちゃんに感じていなかった。「生でヤらせてくるならいいよ」なんていう本音を伝えるわけにもいかない。
「ごめんね。明日は仕事で終わりの時間がよめないんだ」
そう伝えてなんとかお茶を濁すことに成功。
こちらから彼女に連絡するつもりはないが、またお誘いがあったらどうするべきか?
ま、あの締まりはなかなかのものだったので、後数回くらいは付き合ってもいいだろう。デートを重ねていれば、そのうち生での挿入を許してくれるかもしれないし…。
(文=所沢ショーイチ)
●所沢ショーイチ(ところざわ・しょーいち)
アラウンドフィフティーの独身エロライター。イメクラ店長、風俗雑誌の編集を経て、現在に至る。貯金なし、人望なし、彼女なしのないない尽くしだが、本人はいたって楽観的。挿入よりクンニを愛する変態性欲の持ち主でもある。
【メンズサイゾー連載】
■『ネットナンパ』バックナンバーはコチラ
■AVレビューはコチラ
【所沢ショーイチのハメ撮り報告】ハメ撮りブログも更新中!
18歳以上の方は覗いてみてください♪
(http://tokosyo.net/)