ふたりとも立ったまま余韻を味わい、数分後チンコを引き抜いた。
「ほら、ベッドに寝転んで少し休んで」
「は、はい」
「足がガクガクしてるけど、大丈夫?」
「だ、大丈夫じゃないかも。しばらく立てないと思う」
「うん。ゆっくりカラダを休めてね」
「ねぇ、ショーちゃん。また後ろからギュってして」
「うん!」
ベッドの上で小一時間ほどまどろみ、その後、リビングに移動。コーヒーを飲みながら一息つく。
「じゃあ、簡単な朝食を作るから、その間にシャワーでも浴びてきなよ」
「えっ? ショーちゃんが朝ごはん作ってくれるの?」
「ごはんっていうかパンなんだけどね。ピザトーストでいいかな?」
「えっ、嘘? 嬉しい!」
「たいしたもんじゃないから、そんなに期待しないでよ」
「だって、男の人に朝ごはん用意してもらうの初めてだから」
「R子ちゃんはチーズは食べられる?」
「うん。好き嫌いないから大丈夫!」
R子ちゃんがシャワーを浴びている間に、簡単なピザトーストを用意。
彼女が浴室から出てきてジャージに着替えたところで、朝食を摂り始める。
「えっ、なにこれ? めちゃめちゃ美味しい! どうやって作ったの?」
「パンにケチャップを塗って、その上に千切ったハムとスライスチーズを乗せて焼いただけだよ」
「それだけなの? でも、本当に美味しい!」
「こんなんで良かったら、また作ってあげるね」
「本当に? 毎日でも食べたいかも」
「そんなに気に入ってもらえて嬉しいなぁ」
その後、化粧や着替えに2時間近く費やして、帰り支度を終えるR子ちゃん。
もちろん、最寄の駅まで送っていく。
「ねぇ、ショーちゃん」
「うん?」
「またお泊りしに来ていい?」
「もちろんだよ。今回みたいに週末のお泊りでもいいし、平日の夜でも大丈夫だからね」
「えっ、本当に?」
「うん。会社の帰りとかにそのまま来てもらってもいいからね」
「えぇ、どうしよう。とっても嬉しいんだけど…」
そんなことを話しているうちに駅に到着。改札口でR子ちゃんを見送り、お泊りデートは終了した。