【元デリヘル店長の回想録】業界未経験の黒髪・低身長のロリっ子を講習した話

 

 “ロリコン”といえば、少女への性的嗜好や恋愛感情を持つ者として知られる言葉だ。ちなみに、日本人の約25%ほどが潜在的にロリコンだとも言われている。

※18歳未満の男女に関しては、地方自治体で定められた青少年保護育成条例の中に淫行を処罰する規定あり。

 自分の中にロリ気質なんて感じたことはなかったが、ある出来事によって“もしかすると自分も…”と思う様になった。

 今回は、そのきっかけとなった出来事について書いてみたい。


【風俗嬢と体の関係~ナナミの場合~】

「雨か…」


 窓の外でぽつぽつと降り始めた雨粒を眺める。

 連日流れる梅雨入りのニュースは、サービス業の閑散期を知らせる月報の様なもの。

 雨の多い時期は多くの人が外出を避け、そういった業種の利用率が著しく下がる。

 もちろん風俗業界もそれに伴って稼働しづらくなり、それは私の店舗も例外ではなかった。

 この時期はどこの店舗も暇になり、働く環境を変えようと店を移動するキャストも多くなる。

 そのおかげで昨日も一昨日も新人の面接に明け暮れていた私は、少しくたびれていた。

 そして今、私の目の前にひとりの女性が座り、エントリーシートにせっせと必要事項を記入している。

 女性、というには幼過ぎる印象。彼女の名前はナナミ。

 真っ黒でさらさらのミディアムカット、中〇生のような幼い顔立ち、150cmに満たない身長。

 ロリ好きな人にはたまらないビジュアルだな、これは。と、ロリコン気質のない私でも分かるくらい可愛かった。

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