「あぁぁぁ、気持ちいいですぅぅぅぅ!」
声を荒げるR子ちゃん。なんとしてでも挿入でイカせようと踏ん張る筆者。
しかし、彼女のアヘ声が大きくなるにつれ、マンコの締まりがますます強くなった。
この予想外の事態に抗うことができなかった。
「も、もう無理! イクよっ!」
ラストスパートして数秒ほどで果ててしまった。
ふぅ。
その後、ベッドで寝転がりながら感想を言い合う。
「最初はわざと噛んでるのかと思ってビックリしたよ」
「本当にごめんなさい」
「セフレだった彼氏に嫌われたのは、やっぱりフェラのせいかもしれないね」
「そうですよねぇ」
「でも、R子ちゃんの一生懸命さは伝わったよ」
「う、嬉しいです」
「やっぱりエッチって“ギブアンドギブ”だと思うんだ」
「え?」
「ほら、普通はギブアンドテイクでしょ? でも見返りを求めるような愛撫って、なんか打算的でしょ?」
「は、はい。なんとなく分かります」
「だから俺はいつも“ギブアンドギブ”を心がけてるんだ。相性のいいコならそれが伝わるし、お互いにそう思ってエッチすれば最高だと思わない?」
「そ、そうですね。“ギブアンドギブ”ですかぁ、それいいですね」
「今日の一回だけじゃマスターできなかっただろうから、また機会があったら遊ぼうね」
「え? いいんですか?」
「うん。またお互いにタイミングが会えば、デートしようね」
「はい!」
その後、渋谷駅に向かい、ふたりで改札を潜る。そして駅の構内でサヨウナラ。
その日の夜、R子ちゃんからメールが届いた。今度はアドレスがG-mailからのモノだ。