しばし逡巡したが、後者を選択することに。
どうせ一期一会だ。後悔しないよう今日の一発を味わい尽くすことにしたのだ。
「そうなんだぁ。感じやすいんだね」
「や、やっぱり変ですか?」
「ううん。健康的でいい事だと思うよ。恥ずかしがることなんてないからね」
「あ、ありがとうございます」
「ちなみに、どういう風に愛されるのが好きなのかな?」
「ど、どういう風にですか?」
「うん。どうせならアイリちゃんの好きなエッチにしたいんだ。だから教えてくれる?」
「ご、ごめなさい。よく分からないんです。いつも相手の人におまかせしていたので…」
なるほど! どうやら彼女は股が緩いのではなく、押しに弱いタイプなのだろう。
だったら遠慮はいらない。こちらの好きなようにやらせてもらうだけの話だ。
その後、別々にシャワーを浴び、ベッドインすることとなった。
「どうか安心してね。絶対にアイリちゃんの嫌がることはしないからさ」
「は、はい」
「ちゃんとゴムも着けて避妊するからね」
「はい」
「ほら、もっとリラックスして」
「で、でも恥ずかしいです」
「どうして?」
「へ、部屋が明るいから…」
「ごめんね。俺って視力が弱いから、これ以上暗くすると見えなくなっちゃうんだ」
「そ、そうなんですか」
「うん。今もよっぽど近づかないとアイリちゃんの顔がよく見えないくらいだよ」
「わ、分かりました」
本当は鳥目でもなんでもないのだが、こちらの言い訳に納得してくれたようだ。
ゆっくりと顔を近づけてキスからスタート。
まだ緊張が解けないのか、彼女の口は真一文字に閉じられていた。
「ほら、舌を出して」
押しに弱いと判断していたので、少しばかり強気に出てみることにした。
すると、アイリちゃんは素直に応じ舌を差し出してきた。
クックック! 思った通りでやんの!!
思わず笑みがこぼれそうになる。
その舌をこちらの口内に吸い込み、レロンレロンに舐めまわす。
19歳の唾液をたっぷり堪能してから、次のステップに。
彼女の舌を押し出し、こちらの舌を向こうの口内にネジ込んでみる。
レロ、ジュプ、ネロプんちゅ
今度は指示するまでもなかった。先ほどまで筆者がしていたように、舌を絡めてきたアイリちゃん。
こうして互いの唾液を味わい尽くすディープキスを続けていると、アイリちゃんの身体が早速反応し始めてきた。
アヘ声こそ上げないものの、腰をモゾモゾと動かし何かを訴えてきたのだ。