いつものように出会える系サイトを物色していると、筆者愛用の【ワクワクメール】でこの書き込みを発見した。
この時、時刻は18時をまわったばかり。マユちゃんが書き込んでから数分しか経っていないのに、設定された受信メール数15に対して、すでに9人もの男性がアプローチしていた。
多くの男性が“18歳をアピールした書き込み”に敏感だ。今回はたまたま受付メール数が残っていたが、時間帯によっては1分ほどで上限に達してしまうこともあるくらいだ。
筆者は年齢で女性を差別する気はない。そもそも、こんな冴えないオッサンに股を開いてくれる女性は、みんな女神様みたいなものだ。
しかし、それでも“18歳”という年齢が持つ力は別格。高校を卒業してから次の誕生日を迎えるまでのわずかな期間が、より希少性を高めているのだ。
とりあえず、のんびりしているわけにはいかない。どうやってアタックしようか考えている今も、多くの男性ユーザーがマユちゃんを狙っているはずだ。
そんなワケで、半ば条件反射的にアタックを開始するのであった。
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初めまして、マユさん。
都内の会社員のショーイチ・38歳です。
さきほど、マユさんの書き込みを見ました!
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、
是非マユさんと楽しい時間を過ごしたいです。
あ!
お返事をもらえたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、
検討してもらえたら嬉しいです。
では!
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こんなメールを送信し、待つこと10分。彼女からの返信はなかった。
やはり出遅れたのが痛かった。もう数分早く書き込みに気づいていれば…と、後悔しきり。
気持ちを切り替え、次のターゲットを探そうとしたタイミングで返信が届いた。
ウヒョーーーーーーっ!
返信がきた時点で、筆者は勝利を確信。ここまでくれば、9割5分以上の確率で最後までいけることは経験則で分かっていた。
速攻で写メ付きで返信し、彼女とのやり取りを開始。3通ほどのメールのやり取りを経て、あっさり約束は成立した。
待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。いつもより早めに到着し、ドキドキしながら彼女を待つ。
すると、約束の10分ほど前にマユちゃんからメールが届いた。