3人でそんな会話をしているうちに、目的のラブホテルに到着。いつも筆者が愛用しているところで、通常料金の1.5倍を支払えば3人で入室することが可能なのだ。
フロントで鍵を受け取り、エレベーターで部屋に向かう。部屋に入ると、フロントへ電話してバスタオルの追加をお願いした。
「さすが慣れてますね」
「え? バスタオルのこと?」
「はい」
「慣れてるってわけじゃないよ。こうやってプライベートで3人で入室するのは、数年ぶりくらいだもの」
「そうなんですか」
「うん。まっ、とりあえず座って話そうか?」
ふたりをソファに座らせ、筆者はベッドに腰かけた。
ここで改めて観察すると、ふたりともおっぱいのボリュームがかなりありそうだった。できることなら同時に4つのおっぱいと戯れたかった…。
だが、ここにきて「やっぱり3人で同時にエッチしようよ」とは言い出せない。そもそも2対1なので、こちらの意見が通ることはまずないだろう。
「ちなみに、ふたりとも旦那さんとはエッチしているの?」
「ま、まぁ、それなりにしてますね。でも、全然満足できていなくって」
「旦那さん以外とエッチしたことはないの?」
「それはふたりともないですね。見ず知らずの人と出会う機会なんてないですから」
「そうだよね。下手に知り合いとエッチしたらバレる可能性も高いだろうしね」
「そうなんですよ。でも出会える系サイトを使うのにも抵抗があって…」
「俺のコラムはどれくらい前から見てたのかな?」
「私は3年くらい前からですね」
「Y子ちゃんは?」
「私は去年でした。すっごく面白くて、バックナンバーも読んでますよ」
「ありがとう。嬉しいなぁ」
「とくに私が好きなのは、ショーイチさんがグヌヌっって残念がる話です」
「ああ、相手がおデブちゃんや不細工ちゃんの時の話だね」
「はい。綺麗なコやスタイルのいいコの話よりもずっと好きですね」
「それはなんで?」
「なんか希望が持てるんですよね。こんな私でもショーイチさんなら抱いてくれるんじゃないかって」
「そりゃ抱くに決まってるって。今日のこともきっとコラムに書くけど、グヌヌって言葉は一度も出てこないと思うよ」
「フフフ、お世辞でも嬉しいです」
「だから、そんなことないって。正真正銘、今日は大当たりの日だと思ってるからさ」
「ありがとうございます」