そして当日。待ち合わせ場所である新宿アルタ前に着くと、5分以上も前なのに、すでに彼女たちの姿があった。
うひっ! 貰った写メのまんまのいい女じゃねぇか!!
メールでムッチリ体型だと言っていたが、そんな感じは一切なかった。ヨガ教室に通っているくらいだから、美意識が高く、目標とするスタイルになっていないというニュアンスなのかもしれない。
彼女たちを目にし、愚息はスグにギンギンに。先端からはジワワっと先走り液が滲み、下着を濡らしてしまった。
ポケットに手を突っ込み、チンポジを直しながら彼女たちに近づいていく。
「こんにちは。お待たせしちゃったかな?」
「い、いいえ。私たちもさっき着いたばかりです」
「それなら良かった。あっ、ショーイチです。今日はよろしくね。S子ちゃんとY子ちゃんだね」
「は、はい」
「写メで見るよりふたりともずっと綺麗でセクシーだね」
「フフフ。いきなりですか?」
「何か変かな?」
「いえ、想像していた通りなので…」
「ん? どういうこと?」
「ふたりで話してたんです。きっと、いきなり褒めてくるんじゃないかって」
「それは、違うって。ふたりとも俺のコラムを読んでるんでしょ? だったら俺が正直者だって知ってるでしょ」
「そうでしたっけ? そうじゃない時も結構あるじゃないですか?」
「ま、まぁ、相手が残念なコだったら傷つけないように嘘をつくこともあるけど…」
「そうですよね? 本当に私たちで大丈夫ですか?」
「もっちろんだって! さっきから俺が少し前かがみになっているのわかる? ふたりがセクシーだからもう勃起しているんだ」
「エッ!? 本当ですか? う、嬉しいです」
「ここで立ち話もアレだから、とりあえず歩きながら話そうか?」
こうしてホテル街に向かうことになった。
ふたりとも物おじせずに会話に応じてくれ、まずは一安心。2対1という数的有利な状況が、彼女たちをリラックスさせているのかもしれない。