待ち合わせ場所は、新宿アルタ前。約束の10分前に到着した筆者は、期待で股間を膨らませながら彼女の到着を待っていた。
数分ほどすると、それらしき女性がやって来た。
ゴクリ!
思わず生唾を飲み込む筆者。イズミちゃんは、女優の篠ひろ子の若いころを彷彿とさせる顔つきで、いい塩梅の色気を持ったスレンダー体型。フェロモンがカラダ全体からムンムンと湧き出ていた。
ウホッ! いいオンナ!!
こんな色っぽい人妻と真昼間からセックスできるだなんて!
興奮にカラダが打ち震えた。
容姿の確認を終えると、ゆっくりイズミちゃんに近づき、正面に立って挨拶した。
「こんにちは。イズミちゃんだよね?」
「あっ、はい」
「サイトで約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「こ、こちらこそお願いします」
ムムっ?
イズミちゃんの挙動に違和感を覚えた。こちらの顔を真正面から見ようとせず、うつむき加減で目をキョロキョロさせていたのだ。
ピンッ!
その仕草で彼女の言わんとしていることがなんとなく分かってしまった。人妻である彼女は、周囲の目が気になって仕方がない様子。人通りの多い場所で馴れ馴れしく話しかけられ、身構えてしまっているのだろう。
ススス…。
彼女の真正面に立っていた筆者は、ゆっくり移動し、イズミちゃんの横に並ぶようなポジションを取った。これなら、遠目では赤の他人同士がたまたま並んで待ち合わせをしているように見えるだろう。
そのままわずかに首を横に向け、会話を続ける。