セックス体験談|女教師が変態だった話

隔たりセックスコラム「女教師が変態だった話」

隔たり…「メンズサイゾーエロ体験談」の人気投稿者。マッチングアプリ等を利用した本気の恋愛体験を通して、男と女の性と愛について深くえぐりながら自らも傷ついていく姿をさらけ出す。現在、メンズサイゾーにて連載コラム「セックス物語」を寄稿中。「隔たり」というペンネームは敬愛するMr.Childrenのナンバーより。


セックス体験談|女教師が変態だった話の画像1
※イメージ画像:Getty Imagesより

「叩け!」


 中学校の女の先生に言われ、僕は思わず怯む。ものすごく天気のいい朝。先生はもう一度、大きな声で叫ぶ。


「早く叩いて!」


 僕は人を叩いたことがない。イラッとしたときでも、何も言わずに我慢してきた。それなのに先生は、「叩け」と言う。


「叩いていいんだって」


 叩いていい、と言われて素直に人を叩く人間なんているのだろうか。ましてや先生は、僕に女性を叩かせようとしている。そんなこと、出来るわけがない。


「早く叩いて! いま! お願い!」


 女性を叩くことを、誰かにお願いされる日が来るなんて思っていなかった。このままでは、断ったとしても何度もお願いされるだろう。僕は覚悟を決めた。おそるおそる手をあげて、女性のお尻に向かって振り下ろす。


「あぁぁああ!!! 気持ちぃぃいいい!!!」


 僕の目の前には、ひとりの女性しかいない。そう、先生だけ。


「もっと! もっと! もっと!」


 時刻は朝の6時頃。場所は先生の家。目の前には、四つん這いでお尻を突き出している28歳の女教師。僕のチンコは先生の中にずっぽり入っている。お尻は少し赤くなっていた。僕はもう一度、その赤くなったお尻を叩く。


「気持ちよすぎてイっちゃうぅうう!!!」


 学校に行かなくていいのだろうか…とセックスしながら心配してしまった僕は、当時23歳。人生で初めて「変態女」に出会った瞬間だった。

 

 男より女の方が何倍も変態だよ、と聞いたことがある。

 「セックスレスで悶々としている人妻」みたいな女性を想像してみれば、確かにそんな気もしてくる。年齢を重ねれば重ねるほど、男よりも女の方が変態になっていくのだろうか。それが事実ならば、少子高齢化といわれる現代、もしかしたら変態な女性はたくさんいるのかもしれない。

 とはいえ、僕はいわゆる「変態な女」に出会った経験は少ない。ほとんどの人が「さみしいからセックスする」という女性で、決して「変態が止められない!」という感じではなかった。

 その中でも、出会った少数の「変態な女」を振り返ると、確かに、全員年上の女性だった。母より年上の人妻、美容師のお姉さん、中出しさせてくれたお姉さん。エロ体験談でも書かせていただいたが、やはり年上女性とのセックスはエロく、印象に残っている。

 そういった経験があるとはいえ、やっぱり「変態な女」は少ないんじゃないか、と思ってしまう。本当はたくさんいて、単純に僕が出会ってないだけなのかもしれない。そういうコミュニティに属していないからかもしれない。

 だが、「変態な女はこの世にたくさんいる」と希望を抱いて生きるのは、どこか危ないことのように思える。出会った女性が変態じゃないと「つまんない」と思ってしまいそうで、そんな自分が怖い。

 それでも、なんだかんだいって「変態な女に出会いたい」と思う。そして「変態な女と付き合いたい」とも思う。

 そう思ったきっかけは、付き合っていた彼女と1年間セックスをしなかったという経験をしたからだ。彼女と別れてから、やはりセックスは大事だと気づいた。だから次は単純な理由で、セックスが大好きな「変態な女」と付き合いたい、そう思ったのだった。

 そんな時期に運良く、変態な女に出会うことができた。それが「叩け!」といった先生である。

 だが先生は、初めから僕に変態な姿を見せたわけではなかった。

 僕が先生と知り合ってからした会話は、とても真面目なものだった。先生は国語を教えていたので、僕らは「言葉」とか「感情」とか、そういったものをテーマによく話していた。

 互いの考え方に共感し、僕らは何度も会話を重ねた。だから先生が変態な女だなんて、これっぽっちも気づかなかった。

 だが、初めて先生の家に行ったとき。彼女の変態性が少しづつ溢れていく。

ピーンポーン


 僕が呼び鈴を押すと、先生がドアをゆっくり開ける。


「どうぞ」


 そう言った先生の格好を見る。

 先生はジュアールピケのパジャマのような、モフモフとした可愛い服を着ていた。20代後半の女性に適したパジャマがどういったものかは分からないが、明らかにその姿は20代前半だった。

 上着に隠れてしまいそうなショートパンツから、生足がむき出しになっている。スリッパを履いてる姿が妙にエロい。何より彼女の胸元を見ると、谷間と下着が丸見えだった。一言でいえば、先生は男を誘うような格好をしていたのだ。

 家には先生と僕の2人。先生は下着も谷間も生足も丸出しの、エロい姿をしている。僕は今日の夜、先生を抱こうと決めた。

 だが、その日の夜は抱くことはできなかった。一緒のベッドで寝ることはできた、キスをすることもできた、おっぱいを触ることもできた、なんならアソコに触れることもできた。


「もう、これ以上はだめ」


 僕がセックスしたいと告げたとき、先生はそう言った。僕の指は先生のアソコの中に入っている。ただ、これ以上の先に進むことを拒まれてしまった。


「明日早いの。部活の朝練に私も行かなきゃいけないから」


 そう言われても僕の気持ちはおさまらない。素直にその気持ちを告げるも、先生は頑なに拒む。


「隔たりくんの気持ちも分かるよ。でもごめんね。ここまでで終わり」


 さあ寝ましょ、と先生は僕にキスをした。僕はモヤモヤしていたが、先生を押し切ってまでセックスをすることは嫌だった。だから僕も諦め、寝ることにした。

 できなかった。そう、その日の夜は…。

 翌朝、5時半頃に目が覚めた。横を見ると、先生はまだ寝ている。


「先生起きてください。もう5時半ですよ」


 昨日の夜、6時には家を出る、と先生は言っていた。朝早起きしなきゃ行けないから、と僕はセックスを断られた。だが先生はまだ寝ている。


「起きないと遅刻しますよ」


 ん、と反応するが先生は起きない。

 先生を起こそうと布団をめくると、パジャマの上着がはだけていた。着てるというよりも羽織っているという状態で、下着に支えられた柔らかそうな胸が丸見えだった。

 僕は先生の頬に軽くキスをして、丸出しになった胸を撫でる。それでも起きる気配がないので、手を下半身に伸ばす。そして下着の中に手を入れて、直接アソコに触れた。


「んんん」


 眠たいのか、感じているのか分からないような声を出す先生。僕はゆっくりと優しく撫でる。少しずつ早くしていくと、確実に「喘ぎ声」とわかる声が先生の口から漏れ出した。


「あっっ!!」


 驚いたことに、あっという間に先生はイってしまった。先生はビクビクと体を震わしている。僕は先生の耳元に近づき、声をかける。


「おはようございます」

「ん、おはよう」

「イっちゃったんですか?」

「うん、イった」

「僕、イケてないです」

「そうだね、イけてないね」

「触りますか? おっきくなってるんで」

「隔たりくん、変態だね」

「いやいや、先生のこの姿見て勃たない男いませんよ」

「そっか」

「はい」

「じゃあ触らなきゃだね」


 何が「じゃあ」なのか分からなかったが、先生は僕のチンコを握ってくれた。すっぴんで眠たそうな顔をしながら、何が珍しいものでも見るようにジッとチンコを見ていた。

 

「隔たりくん、舐めてほしいよね」

「えっ、まあ、はい」

「そうだよね。そりゃ舐めてほしいよね」

「舐めてほしい、と思います」

「舐めてほしいと思います、って不思議な言い方」

「ああ、たしかに」

「いいよ、舐めてあげる」


 ふふっと笑って、先生はチンコを口に咥える。とても優しいフェラだった。胃もたれしないように、と朝食に味噌汁をすするような、そんなフェラだった。

 時間を忘れてしまうくらいの優しいフェラを味わっていたら、本当に時間を忘れていた。時間を確認しようにも、この部屋には時計がない。


「先生、時間大丈夫ですか?」


 そう聞いても「ん」というだけで、先生はチンコを咥え続けている。気づいたら僕の両足の間にいた先生は、いつの間にか右足の上に跨っていた。先生のアソコがぴったりと右足にくっついている。

 僕が右足を少し動かすと、ピクンッ、と先生は反応する。ただ喘ぎ声は出さず、マイペースにチンコをしゃぶっている。

 僕は再び右足を動かす。先生の体がピクンと反応する。それが少し面白くて、僕は右足で先生のアソコをこする。先生は「やめて」とか「ダメだよ」とか何も言わず、ただ体を反応させながらチンコを舐めている。僕はゆっくりと体を起こし、聞いた。


「いれますか?」


 先生は何も言わず、コクリと頷く。


「体勢、どうしますか?」

「後ろがいい…」


 先生はお尻を突き出し、僕はそこにめがけてゆっくりといれた。そして先生のお尻をもち、腰を振る。興奮が高まり、だんだんと腰を振るスピードがはやくなる。先生は腹痛をこらえるかのように、下を向いて声を殺している。隣の家の人に聞かれないようにしているのだろうか。僕は構わず腰を振る。そして先生は急に顔を上げ、体を反り、こちらを向いた。快楽に溺れた表情の先生が、僕にこう叫んだ。


「お尻叩いて!!!」

 

 そして場面は冒頭のシーンに戻る。

 後ろから突かれながら何度も「叩いて」という先生。叩くたびに絶頂に達したような声を上げる先生。朝練をサボってセックスしている先生。そしてこのセックスを終えたあと、何食わぬ顔で授業をするであろう先生。

 このシチュエーションを生み出した先生は「変態だな」と、僕は思った。


「朝オナニーするとスッキリするするの。だから毎朝オナニーしてるの」


 この日の夜、学校から帰ってきた先生は再び僕とセックスをした。セックスが終わったあと、ふと思い出したかのように、先生はそう言ったのだった。


「だから朝、隔たりくんのフェラしたら、セックスしたくなっちゃったの」

「朝の方がしたくなるの?」

「したくなるっていうか、毎朝オナニーしてるから、その延長みたいな」

「たまたまチンコがあったみたいな?」

「そう、そんな感じ。まあチンコ入ったほうがスッキリするし」


 男の射精のように、セックスするとスッキリするっていう感覚が女性にもあると思うと、とても不思議だった。

 そのあと、先生から色々なエロ体験を聞くことができた。高校生の時、付き合っていた彼氏と夜中に学校に忍びこんでセックスをしたこと。社会人になってセックスの回数が減ったから、という理由でハプバーにひとりで行ったこと。そこで壁にくっついているオモチャに縛られて、知らないおじさんに手マンでイカせてもらったこと。見た目からは想像出来ないエピソードがどんどん溢れてくる。先生はやっぱり、変態だと思った。


「先生変態ですね」

「やっぱり、そう思うよね」

「はい。そんな印象なかったんで、意外でした」

「何で言っちゃったんだろ、私」

「え、ぜんぜん言ってもいいんじゃないですか?」

「なかなか言えるわけないじゃん、変態なことって。この年齢でひとりでハプバー行くってやばいでしょ」

「いや、やばくないと思いますけど」

「多分そう思えるのは、隔たりくんは私とセックスしたから。そして私と近しい人間じゃないから。だからそう思える」


 そして先生は続ける。

 

「国語教師の私がひとりでハプバー行ってるって、周りの人が知ったら確実に引く。『やばい奴だ』って女は引くし、『こいつならやれるかも』って男はそういう目で私を見てくる。『先生なのに』って、変な目で見てくる人はたくさんいる。だから言えない」


 でしょ? と先生は微笑む。僕は頷くことしかできない。


「私のような人をみんな変態って思うかもしれないし、実際に変態なのかもしれないね。けどね、私にとっては普通のことなの。国語教師であることも、ハプバーにひとりで行くことも。どちらも私が望んだことだから。自分がそうしたいと思って、したことだから」


 まあハプバーに行きたいって欲求があること自体が変態ってことなんだろうけどね、と先生は僕にキスをした。それは、困った子供に「大丈夫だよ」と笑いかけるような、優しいキスだった。この人は本当に学校の先生なんだな、と思った。


「男友達と飲んだりするとね、たまにあいつらは言うの。『変態な女と出会いたい』とか『変態な女とヤリたい』とか。なんかそれ聞いてるとね、笑っちゃうの」


 え、なんでですか? と思わず聞いてしまう。僕こそ「変態な女と付き合いたい」と思っていた人間だから。


「だって変態ってことは、自分の欲求がちゃんとあるってことだよ? そんなちゃんと欲求がある女を選ぼうとするなんて、なんか傲慢じゃない?」


 僕は息を飲む。


「変態な女は自ら男を選ぶのよ。そんな女とヤリたいなら、選ばれる男であるべきなの。決して男だけが選ぶものじゃない」

 

 それからも僕は、何度か先生の家に行った。先生は朝練があると言いながらも、ちゃんと朝にセックスをした。

 しかしある日、急に先生のラインが遅くなった。その中で「先生の家に行きたい」とラインを送ると、


「ごめんね、もうさよならかな」


 と返事がきた。

 僕は今まで、ずっと自分で選んできたと思っていた。この女性ならヤレる、この女性とはヤリたくない、と。

 でもそれは同時に、僕も女性から選ばれていたということだ。選ばれているのに選んでいると錯覚していた自分は、なんて傲慢なのだろうと思った。

 先生は先生自身の欲求に従って僕を選んでいた。おそらく、入れる側の僕のような男よりも、入れられる側の女性の方が、ちゃんと相手を選んでいるのかもしれない。それが変態な女性ならなおさら。

 「変態な女」という人種は、自分の欲求に素直な人たちだった。そして自分自身で「変態」というものを選びとっていた。誰構わずセックスするとか、そんな人種では決してない。

 そんな「変態な女」に選ばれるような人間になりたい、と僕は思った。女を選ぶ男ではなく、女に選ばれるような男に。

 ラインに既読をつけ、「ありがとうございました」と返信し、トークを削除する。先生はもう、どれだけセックスがしたくなったとしても、僕を選ばないだろう。そんな気がした。

 ふと、ある考えが頭をよぎる。

 今の時代、なんとなくだが、男が女を選んでいるように思える。告白もプロポーズもだいたい男。僕はあなたを選びます、あなたはそれを受け入れます。その行為に、男が選んだというニュアンスをどうしても感じずにはいられない。

 それはセックスでも同じだ。僕はあなたに入れます、あなたはそれを受け入れます。

 そんな時代は、もう終わるのかもしれない。先生のような女性が増えれば、極端に言えば男は選べなくなるかもしれない。

 

女が男を選ぶ時代ーー。

 

 全てがそうなるわけではない。ただ昔よりも、確実に時代はそちらへと流れている。そんな気がしてならない。先生を見て、そう思わずにはいられなくなった。

 女に選ばれるような男になりたい。

 この欲求に対して素直に生きて行こう、と心の中で決める。

 新しい変態性が僕の中に芽生えた瞬間だった。

 (文=隔たり)

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