【世界一周エロ旅】幻の韓国風俗・キスバンに潜入【前編】

 韓国のライト風俗のひとつにキスバンと呼ばれるジャンルがある。その特徴は以下の通り。

・キスを主体とするサービスで本番はなし。

・素人感溢れる若い韓国女子とイチャイチャできる。

・30分4000円~と値段が安い。

・摘発ですぐにお店がなくなるため探すのが難しい。


 今回は前後編にわたって、ぼくがソウルで自ら足を使ってキスバンを発見し、潜入するまでの一部始終を紹介する。

 近いのに、コロナ禍で遠くなってしまった隣国、韓国。首都ソウル近郊では日本語の案内も多く日本人が海外旅行するには比較的ハードルが低い地域である。風俗遊びでも、多少日本語ができる子がいたりするので、初めての海外風俗遊びにお

素人系の女の子と遊べるキスバン

 キスバンは日本語で「キス部屋」を意味する。キスはそのままキス、バンは部屋という意味だ。キスを主体とするサービスというのは、海外風俗ではなかなか珍しい。

 キスバンにはヌキのサービスが基本的にないが、実際には手コキやフェラなどのサービスが行われているらしい。

 本番なしのため、キスバンは女の子の負担が少ないライト風俗だ。そのため、普通の女子大生など、ゴリゴリのプロ売春婦とは違って素人感のある女の子が集まっている。

素人系のアガシとイチャイチャできるなんて最高じゃないか…。


 ソウルにいたぼくは調査してみることにした。

店探しが困難なキスバン

 キスバンで遊ぼうとしたとき、最大の難関は店を見つけることだ。

 キスバン自体は合法ビジネスだが、店内で下半身を露出する行為が韓国では違法らしく、よく摘発されるらしい。

 店が頻繁に入れ替わるため、ネット上には有力な情報がないのが現状だ。韓国夜遊び事情に詳しい知人によると、電話番号登録必須の会員制情報サイト(もちろん韓国語)にはキスバンの情報があるとのことだが、外国人が情報収集するのはなかなか難しい。

 結局、足を使って探すしか選択肢がなかった。韓国人にとってキスバンは身近な夜遊びでも、我々外国人にとっては幻の風俗。行けばすぐに遊べる置屋や按摩(韓国式ソープランド)とは難易度が全然違う。

 欧米人の有志が作ったソウルの夜遊びマップをインターネット上で見つけたが、残念ながらキスバンの場所は間違っている様子。残念…。

 マップを眺めながら、いくつかあったキスバンの最寄駅の中で新林(シンリム)駅に目をつけた。他にも舎堂(サダン)、弘大(ホンデ)などの候補があったが、特に理由はなくなんとなく選んだだけ。

これが正解だった。

 

メトロ2号線の新林駅。

キスバンを求めてソウルの街を徘徊

 新林に降り立った。

 

新林駅前の様子。調査当時は工事中。

 裏路地に入っていくと、ラブホテルがたくさんあった。なんとなくエロい街だということがわかり、テンションが上がる。

ソウルのラブホテルはスダレがかかっていて、日本のラブホにそっくり。

 

 さらに路上でエロチラシを発見。

 

拾ったエロチラシ。おそらくデリヘル。



間違いない。新林はエロい街だ。キスバンもきっとあるはず。


 路地裏には怪しい雑居ビルがたくさんあり、全部エロい店に見えてくる。

 

新林の路地裏。雑居ビルに店がたくさん入っている。


 ハングル語は読めないため、中に入ってみないことにはどんな店かわからない。意を決して、怪しい雑居ビルの中に突入。

 

 

 それらしき店はない。次のビル。

 

 

 ダメ。こんな感じのドアが並んでるだけだ。

 

 

 この店はすごくエロそうだ! そう思って入ってみた店は…。

 

 

 ただのカラオケだった。

 キスバンを探すのは本当に難しい。

思わぬ場所で手がかりをゲット

 思うように調査が進まないため、自力で探すことを諦めて人に聞く作戦に切り替える。公園に座っていたおじさんに話しかけてみた。

 英語は通じない。

 スマホに韓国で「キスバン」と書き見せると、首を横に振るおじさん。

 その後、3人ほど話しかけて聞き込みするも空振り。

 キスバンを探し始めてすでに1時間以上経っている。ここまで見つからないと意地でも見つけたくなってくる。

 ふと目に止まったクルクル回る看板のある店に入ってみた。このクルクルはエロい店だとどこかで読んだ気がしたからだ。

 

写真上部の円柱状の看板がソウルの街ではクルクル回っている。

 

 中に入ると、気の良さそうなおじさんが迎えてくれた。


JOJO「ここはマッサージ?」

スタッフ「そうだよ」

JOJO「エロいサービスはある?」

スタッフ「手コキが80000ウォン(8000円)。ノーセックス、ノータッチ、ノーキス、ノーブロージョブ」


 手コキだけであとは全部ダメってことか…。禁止事項多すぎ。この店で遊ぶ気は一切なかったが、ダメ元でキスバンについて聞いてみることにした。


JOJO「この辺りにキスバンないかな?」


 まぁ教えてくれないだろう…と思った。


スタッフ「あるよ」


えぇぇぇ!


 あんなに歩き回って見つからなかったのに。意外なところから手がかりを掴んだ。

ようやくキスバン発見! 潜入するも…

 場所を尋ねると説明してくれるおじさん。でも、英語が話せないためイマイチ伝わらない。


スタッフ「ちょっとついて来て」


 おじさんがマッサージ店の外に出ていった。

マッサージ店を出ていくおじさん。



 通りに出ると、道路の向かい側を指差した。

 

おじさんが指差した方向。分かるだろうか?



おじさん「ほら、あのビルだよ」


 よく見ると…

 

 

アルファベットの「K」にキスマーク! 間違いない!!

ついにキスバンを発見した!!


 雑居ビルが集まる裏通りばかり調べていて、大きな通りは見逃していた。

 まさかこんなに目立つところに看板がついているとは…。


おじさん「他の店があっちにもあるから」


 なんて親切なんだろう。「韓国人は反日だから気をつけろ」とよく言われるが、実際にぼくが韓国で会った人は優しい人ばかりだ。

 丁重にお礼を伝えて、さっそく発見したキスバンに潜入。

 ドアには「The Kiss」と書かれている。

 

 

 

 ところが、ベルを鳴らしているのにドアが開かない。やっと見つけたのにどういうことだ…。

 後から聞いた話だが、最近のキスバンは摘発を警戒して予約なしでは遊ばせてくれない形をとっている店が多いらしい。

 予約しようとすると、電話番号と過去に遊んだことがある他のキスバンを聞かれて、番号の照会までされるという徹底ぶりだと。

 この店がそのシステムを採用しているのか分からないが、とにかく入れないことには変わりない。

 諦めて他の店を探すことにした。

 「他の店があっちにもあるから」と言ったおじさんの言葉を信じて、大通りを南方向に下っていく。が、見つからない。通りを何度も往復するが、やはり発見できない。

 もう一度マッサージ店に戻って聞いてみようか…。

 でも迷惑だよな…。

 お金払うからおじさん案内してくれないかな…。

 いろんなことを考えながらふと上を見上げると…。


 

 

 

今度は自力で発見!


 いや、喜ぶのはまだ早い。さっきと同じ展開になるかもしれない。

 息を飲んでビルの階段を登っていくと厳重なドアが見えてきた。すると…。

 

キスバンの受付。

 

 ドアが勝手に開き、「アニョハセヨ〜」という女性の声が聞こえてきた。


ついに幻の風俗・キスバンに潜入成功した!

これで素人アガシとイチャイチャできるぞ!!


後編はこちら↓

 ソウルの街を2時間徘徊し、ついに潜入に成功した幻の韓国風俗・キスバン。  果たして、素人系アガシとのイチャイチャする夢は叶うのか…。

(文=JOJO)


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著者:JOJO
海外風俗ブロガー・ライター/世界最強の風俗ドイツFKK案内人/2014年からエロをテーマに世界一周中・4年間かけて80カ国以上をまわる/出演・掲載メディア→AbemaTV スピードワゴンの月曜The NIGHT・週刊現代・週刊SPAなど。

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