ユリアちゃんはニコニコ笑いながら筆者の横に。今にも手と手が触れそうな距離にドキドキしてしまう。
「ユリアちゃんは大丈夫なの?」
「えっ?」
「こんなスケベヅラした男と仲良さそうに歩いているのを知り合いに見られたら、変に思われるんじゃない?」
「大丈夫ですよぉ。それともショーイチさんが嫌なんですか?」
「そんなことないよ。独身の男女がただ歩いてるだけなんだから、何にも悪いことしてないよね?」
「そうですよね」
「ホテルに入ってからも悪いことは絶対にしないから安心してね」
「えっ?」
「エッチなことはたくさんするけど、ユリアちゃんが嫌がることは死んでもしないからさ」
「フフフ。本当に優しいんですね」
「優しいじゃなくてヤラシイの間違いだよ」
「いいじゃないですか。優しくてヤラシイなんて、最高ですよ」
「お、おう。ありがとう」
ふたりの身長差は20センチほどあり、自然とユリアちゃんは上目遣いに。それが可愛さをさらに押し上げている気がした。
ここまでの感触で、エッチをする前にもかかわらず筆者の中には
このコと再会したい!
という気持ちが芽生えていた。
ということで、
彼女が今まで経験したことのないようなエッチをして、俺のことを忘れられなくしてやるぜ!
と、気合十分のままホテルにチェックインした。
部屋でふたりきりになる。いつもならおしゃべりで女のコの緊張をほぐすところだが、ユリアちゃんはノリが良かったので、その必要はなさそうに思えた。
「ねぇ、ユリアちゃん」
「はい?」
「シャワーを浴びてきてくれる?」
「えっ?」
「1秒でも早くイチャイチャしたいんだ」
「フフフ。いいですよ」
「もちろん、ユリアちゃんの後に俺もしっかりシャワー浴びるからね」
「はぁい♪」