エロ体験談|僕はこうして初めての中出しをした・番外編

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※イメージ画像:Getty Imagesより

エロ体験談『僕はこうして初めての中出しをした・番外編』投稿者:隔たり(25歳/男性)

 以前、僕の初めての中出し体験を前後編にわたって投稿させてもらった。今回は、その番外編といえる話を聞いてほしい。

※隔たりの中出し体験談は↓↓↓

 人生で一度だけ中出しをしたことがある。相手は、彼女でもなく、セフレでもない。たった2回――。たった2回会っただけの人に、僕は人生初の中出しをした。それが、僕の人生で唯一の中出しだ。

 『僕はこうして初めての中出しをした・前編』の続き。「次はたくさん中出ししてね」そんなメッセージを真実さんから受け取った僕は、それからというもの彼女とLINEをしまくった。

 僕は真実さん(仮)という2回会っただけの女性に人生で初めて中出しをした。彼女とは初めて会った日にセックスをしたのだが、最初はセックスすることなど頭になく、ただ、カラオケで遊んで解散する予定だった。

 なぜ解散する予定だったかというと、その日の夜、僕は違う女性とご飯に行く予定があったからだ。

 カラオケをしている時、僕は真実さんに「夜、真実さんの家に行きたいです」と提案した。彼女は「家の掃除ができたらいいよ」と言ってくださり、結果、その日の夜に彼女の家に行き、セックスをした。

 実際は、解散する前に真実さんの家に行くか迷った。カラオケを出た後に僕は、「今から行っていいですか?」と聞いていて、真実さんからは「掃除してる間、外で待ってくれるなら」という返事をもらっていたのだ。

 つまり、カラオケを出て真実さんの家に行き、夕方くらいからセックスした可能性もあったということだ。

 当時、僕は大学3年生だった。性欲真っ盛りの時期に、「ひとり暮らしの女性の家に行ける」という選択肢が目の前にあれば、何よりも優先して食いつくはずだった。

 だが、僕はその選択肢が目の前にありながら、真実さんではない、他の女性との食事を優先した。

 カラオケはけっこう盛り上がったので、その勢いで真実さんの家に行くことは可能だった。一度解散すると真実さんが冷静になり、「やっぱ家はダメだよ」という可能性の方が高かったと思う。結果的には、幸運なことに真実さんが僕を家に呼んでくれたが。

 真実さんが呼んでくれなければ、彼女とは一生セックスできなかっただろう。そうなれば、僕は中出しを体験することもなかった。では、なぜ僕は他の女性との食事を優先したのか? 答えは簡単である。


その子が可愛かったからだ!!!


 「掃除ができたら行きますね」と言って真実さんと解散した後、僕は八王子駅に向かった。


「りなちゃん?」

「あ、隔たりくん?」

「そう! ごめん、待った?」

「そんなに待ってないよ」


 改札を出ると、僕はすぐにりなちゃん(仮)を見つけることができた。なぜかというと、それは彼女が最高に可愛かったからだ。

 りなちゃんとは、真実さんと同じように、mixiのコミュニティで知り合った。

 やり取りを始めた頃からりなちゃんは、


「隔たりさんって趣味とかありますか?」

「どんな人がタイプなんですか?」


 と積極的に質問をしてくれた。ネットでのやり取りは基本的に男である僕の方から話を振らないと続かないことが多かったので、僕は嬉しかった。

 そのやり取りをしているとき、僕はどうしてもりなちゃんの顔が気になった。

 りなちゃんのmixiのプロフィールには、後ろ姿の写真しかなく、僕はりなちゃんがどんな顔をしているのかわからなかった。

 あるとき、「ラインで話さない?」と提案し、僕はりなちゃんのラインのIDを聞いた。そのIDを打ち込むと、「りな」という名前と共に彼女の画像が表示された。


めっちゃかわいいやん!!!


 画像のりなちゃんは、頭を少し横に傾けて両手を開いて頭の上に置いていた。うさぎのモノマネをしているのかな、と思わせる写真で、恥ずかしそうに笑ってるりなちゃんの顔がとても可愛かった。

 髪型はぱっつんで、長さは胸に少しかかるくらい。髪色は女子大生に多い明るい感じだった。名前は思い出せないがAKBの誰かに似てる、と思った。

 その印象があったため、駅の改札を出た時、すぐにりなちゃんだと分かった。


「そんなに待たせてないなら良かった」

「うん、ぜんぜん待ってない」

「そしたら飯にでも行こうか。りなちゃん、何か食べたいものある?」

「食べたいのか、うーんと」

「なんでもいいよ」

「そしたら、肉!!!」


 迷いなく「肉!」と言ったりなちゃんをみて、僕は思わず笑ってしまった。しかも、その後に「焼肉とか?」と聞くと、


「いや、ガストのハンバーグが食べたい」


 と即答するので、この子はめちゃくちゃ面白い子なんじゃないか、と興味がわいた。

 りなちゃんのリクエストどおり、ガストへ。僕もりなちゃんと同じようにハンバーグを頼む。始めは大学生活についてなど、他愛のない会話を交わした。

 しかし、「りなちゃんはお酒とか飲むの?」と聞くと、僕はりなちゃんのぶっ飛んだ話を聞くことになる。


「お酒? あんまり飲まないかな」

「そうなんだ」

「あ、そういえば最近けっこう飲んだ」

「飲み会?」

「飲み会じゃない。男友達と。その男友達の友達と、宅飲みした」

「要するに、合コンみたいな宅飲みって感じ?」

「そんな感じかなあ」


 そう言ったりなちゃんは一息ついた後、


「男の人って、お酒飲んだらヤリたくなるの?」


 と聞いてきた。

 それは問い詰めるような感じではなく、ただ純粋に興味がある、という聞き方だった。


「人によるんじゃないかなあ」

「そうなんだ」

「なんかあったの?」


 りなちゃんは饒舌に喋り始めた。

 

「その日、男の人がけっこう飲んでて、そしたら、ウチたちにもめっちゃ酒飲ましてきて。そしたら、友達と男の1人がキスしだして。それを見てたら、もう1人の男の方がウチに近づいてきてキスしようとしてきたの。するつもりは全然なかったんだけど、男の人って酒飲んだらヤリたいのかなって思ったら、断るの可哀想って思って。

 友達も男の人とキスしてたから、これはウチもしなきゃいけない状況だからキスしたのね。で、友達が横でヤリはじめから、あぁ今日はそういう会なんだと思ってウチもシタんだけど、やっぱり男の人って酒飲んだらヤリたくなるの?」


 「してあげなきゃ男の人が可哀想」とか「友達がしてたからしなきゃ」とか「そういう会なんだと思って受け入れちゃう」とか、いろいろツッコミたいことが満載だったが、そこはグッとこらえて、


「やっぱ、酒ん飲んだらやりたくなるんじゃない?」


 と答えた。

 りなちゃんは、「やっぱりそうなんだあ」と、よく分からないことが全部解決した!みたいな嬉しそうな顔で、残りのハンバーグを食べ始めた。

 僕は「ちょっとトイレ」と席を立つ。トイレで真実さんに「家、掃除しましたか?」と送ったら、すぐに「掃除したから来ていいよ。駅まで迎えに行くね」と返ってきた。

 りなちゃんの話を聞いて、僕はなぜだがセックスをしたくなっていた。

 この状況では、りなちゃんよりも真実さんの方がセックスができる確率が高いだろうと考え、真実さんにラインをしたのだった。

 ガストを出てバイバイするときに、「次はりなちゃんの部屋に行っていい?」と聞いてみた。りなちゃんは「ダメだよ」と笑った後、「だって女子寮だし」と言った。

 そこで、「オレ、女子寮入ったことあるから大丈夫だよ」と適当に答える。りなちゃんが、「そっかあ…」と少し悩んだ表情をしたので、「とりあえず、次会うときに決めよう」と言った。


押せばイケそうだ。


 そう思った。

 僕がりなちゃんの話にツッコマなかったのは、りなちゃんのズレた感覚を正すのではなく、僕も彼女とセックスしたい!と思ったからだ。

 それまでの会話は楽しく、なんなら普通に恋人のようにデートをしてもいいかなと思うほど、彼女には好印象を抱いた。だが、あの話を聞いた瞬間に、僕の頭の中には「どうやってりなちゃんとセックスするか」ということが浮かんだ。つまり僕は、恋人候補枠に入っていたりなちゃんをセフレ候補枠に移動させたのだった。

 1週間後、八王子駅でりなちゃんにふたたび会った。

 りなちゃんが、「ガストに行きたい」とまた言ったので前回と同じ店へ。


「なんでそんなにガスト好きなの?」

「ウチ、大阪出身なの」


 なぜ大阪出身だとガスト好きなのかは分からなかったが、「へぇ、そうなんだ」と答える。僕は彼女のことを「変わった子なんだろうな」と思っていた。

 変わった子って難しい。最初は他と違う魅力を持ってるように感じて、興味がわく。だが、自分の想像を超えた変わり様だと、途中から接するのが面倒くさくなってしまう。僕にはりなちゃんの個性を受け止めれるような器がなかったと思う。

 それでも僕がりなちゃんと会った理由は、可愛いから。そして、セックスができるかもしれないと思ったからだ。セックスができない、となれば、僕はりなちゃんに会わなかっただろう。

 僕はりなちゃんの顔を見る。可愛い。うん、確かに可愛い。たぶん、だいたいの人が「可愛い」と思うだろう。

 でも…、とも思う。


なぜ僕はこんなにセックスに執着しているのだろう?

会話が噛み合わない人ともセックスをしたいと思ってしまうのだろう?

果たしてそれは、「りなちゃんが可愛い」という理由だけなのだろうか?


 考えれば考えるほどわからなくなる。だから僕は考えることをやめた。わからないけど、とりあえずセックスはしておこう。

 りなちゃんの話す言葉を右から左へ聞き流しながら、僕はそんなことを考えていた。

 

「りなちゃんの女子寮見てみたい」


 急に僕がそう言うと、


「えっ」


 とりなちゃんが驚いた顔をする。

 「なんで?」と聞かれたので、「忍びこめるか確認しておきたくて」と冗談っぽく真顔で言ってみた。


「本当に女の子しか入れないんだからね」


 りなちゃんは自慢するように言う。


「じゃあ確認させてもらおうかな」


 僕は席を立ち、りなちゃんの手を取ってガストを出た。

 女子寮はりなちゃんの言ったとおり、男が入れる隙はまったくなかった。

 寮の周りは高い塀で囲まれており、入口の扉はお城のように大きくて頑丈で、暗証番号を打たない入れない仕組みになっていた。


「こりゃ入れないなあ」

「でしょ?」

「入りたかったなあ」

「なんでそんなに入りたいの?」

「りなちゃんの部屋に入ってみたいじゃん」

「えー別に何にもないよー」

「りなちゃんと2人きりでのんびりしたかったなって」

「それってウチの部屋じゃなくてもできるじゃん!」

「あ、そうか!」

「でしょ?」

「じゃあ、ここの近くに2人でゆっくりできるとこある?」


 そう言った後、「ストレートに言ってしまったな…」と後悔した。だがりなちゃんは、「えーっと、ちょっと待って」と僕の手を引いて歩き始めた。

 

「あそことかは?」


 りなちゃんは住宅街の中にひっそりとあるスナックのような場所を差す。僕らはそこに近づいて看板を見る。


「これ、ラブホじゃん」


 思わず言ってしまった。「失敗した!」と思った。もっとオブラートに包んで、「お、なんかいいじゃん」と入ればよかった…とまたも後悔した。


「これラブホなん?」


 りなちゃんが聞いてきたので、素直に「そうだよ」と答える。するとりなちゃんが、「いいじゃん」と言ったので、「いいんだ」と笑ってしまった。

 りなちゃんは「何もしないならいいよ」と言ったが、「いやいやするって」と僕はふたたび笑った。

 渋谷や新宿にあるホテルではなく、住宅街にひっそりとあるラブホテルに入るのは初めてだった。部屋は想像以上に綺麗で広々としていた。

 りなちゃんが。「大きい!」とはしゃぎながらベッドに寝転がる。


「そんなことしてたら、なんかしちゃうよ」


 そう僕が言うと、


「何もしちゃダメだよ」


 と、りなちゃんが笑う。彼女がどういう気持ちでそう言ったのかわからなかったが、僕には「していいよ」という意味にしか聞こえなかった。

 僕はベッドに寝る彼女に覆いかぶさり、キスをしようとした。

 りなちゃんが避けるように横を向く。僕は「りな」と呼び、「なにかしていい?」と聞く。


「ダメだよ」

「わかった」


 僕はりなの頬に手をあて、そっとキスをした。甘い味がした。唇を離すと「ダメだよ」と、りなが両手で僕の肩を押して距離をあけようとする。抵抗する気のない彼女の手をそっとほどき、「知ってる」とふたたびキスをした。

 りなの舌が僕の口の中に侵入してくる。すぐに絡まった互いの舌は、離れることなく交わり合う。

 「何もしないならいいよ」と言いながら男とホテルに入ってしまう無警戒さ。「ダメだよ」と言いながらも、唇を重ねた途端に舌を侵入させてくる矛盾。「そんな感じだったら、この先ずっと、ただヤリたい男たちに弄ばれちゃうよ」と心の中で思いながらも、自分が「ただヤリたいだけの男」だということを自覚する。

 ふと、宅飲みで男の人とヤッたという彼女の話を思い出した。

 僕もあの男たちと一緒なのだろうか。

 「ならばせめて彼女には喜んでもらいたい」と、僕はりなを優しく抱きしめ、右手で彼女の頭を撫でる。そういった恋人にするような仕草を見せることで、「ほかの男とは違うんだ」と差別化を図ろうとした。

 まあ、偽りの誠意でバランスを取ろうとする僕は、結局のところほかのの男たちと変わらない。ただただセックスがしたいだけなのだ。

 それでも真実を直視したくない僕は、りなとのセックスに深く没頭したいと思い、ひたすらに舌を交わらせた。

 どれくらいの間、キスをしていたのだろうか。30分、いや、ゆうに1時間以上は経っていた気がする。僕とりなは声も交わさず、ジッと互いの舌を絡ませ合った。

 これほど長い時間、キスをしたのは初めてだった。キスをしている間、僕は何度も目を開け、彼女のことを見つめた。

 りなはずっと目をつぶっていた。目を閉じて舌の感覚に集中していたとしたら、なんて愛おしいのだろう。

 キスの間、りなは僕のアソコに触れることなく、僕もりなの胸や秘部に触れることはなかった。キスに集中するということが、普段のセックスの愛撫以上に僕を興奮させた。

 そっと唇を離してりなを見ると、彼女がゆっくりと目を開けた。久しぶりに目が合う。

 りなは何も言わず、ただ僕の目を見つめている。僕もりなの目を見つめる。もう、おっぱいを舐めたいとか、フェラをしてほしいとかアソコを舐めたいとか、そんな欲望はなかった。

 僕らは、それぞれに服を脱ぐ。裸になり、唇を重ねる。何も言わずにコンドームをつける。そして、まだ触られていないりなのアソコに、キスをするようにゆっくりと自分のムスコをあてた。


「ダメだよ…」


 か細い声でりなが言う。そう言いつつも、彼女の足がゆっくりと広がっていく。抵抗する気のない力で僕の脇腹を持ち、もう一度、「ダメだよ」と呟いた。

 僕はりなの手を持ち、恋人つなぎをする。それからアソコに当てたムスコを膣口に向け、ゆっくりとゆっくりと奥深くへ侵入させていく。


「だ、だめ、だめだよ…。 あっ…おっきぃい…入ってるぅ…」


 久しぶり聞いたりなの声に興奮を覚える。僕の息子はさらに大きく、硬くなった。


「あっ、また大っきくなったぁ」


 快楽に顔を歪めたりなを見て、僕の理性は崩壊した。

 

「あっ、あっ、あっ、あんっ ちょっ、あっ、あんっ、あんっ…。

 は、はげし、は、はげしぃよお…。あ、あかんっ、あ、ちょ、あかんてぇ!

 やばい、きもちい、どうしよ…。ちょ、はげっ、はげしい、よ~。

 もう少し、ゆっ、ゆっくり、あっ、やばい、ちょっと、まって…。

 そっ、そこ、やばい。きもちっ、きもちい、あっ、やばい、きもちいよおぉぉおおお!!!」


 嵐のようなセックスだった。キスをした後、すぐに挿入してあっという間に果てた。

 「気持ちよくなってもらいたい」と考える余裕なんてなかった。感じる顔や揺れる胸、アソコを包む快感を楽しむ暇もなく、りなとのセックスは、ただ嵐のように僕の心をかき乱し、そして去っていった。

 「申し訳ない」と思った。りなのことを考えず、我を忘れ、自分の快楽に夢中になってしまった。

 ただ乱暴に、激しく腰を振り、あっという間に射精してしまった。

 ふと、1年前に付き合っていた彼女のことを思い出した。

 童貞だった僕は「セックスがしたい」と何度もその彼女とセックスにトライした。無知だった僕は、無理やり挿れようとして彼女を痛がらさせ、傷つけてしまった。

 その頃と僕は何も変わっていなかった。

 唯一の救いは、終わった後にりなが、


「気持ちよかった」


 と言ってくれたことだ。

 1年間のわずかなセックス体験がそうさせたのだろうか。それとも、りなが気をつかってくれたのだろうか。わからない。

 僕が「ごめんね」と言うと「なんで?」とりなが首をかしげる。

 「オナニーみたいなセックスだったから」とは言えなかった。僕はりなの体を使って自分の性欲を解消しただけだった。

 りなが横でスヤスヤと寝ている。 僕はなかなか寝られなかった。

 僕はこの2日間のことを振り返る。1日目は真実さんとのセックスで人生初めての中出しをした。初めての中出しだったのに、なぜかものすごく寂しい気持ちになった。それから真実さんには口内射精を経験させてもらった。

 真実さんとサヨナラをした後、僕は真実さんにラインをしなかった。その足のまま、りなと会った。

 りなとはラブホへ。中出し後の寂しさをぶつけるかのように、ただただ乱暴に腰を振った。そして今、りなが横で寝ている。

 僕はりなを起こさないようにそっとベッドを出る。それから静かに服を着て、机の上にお金を置いてホテルを出た。

 深夜3時の静かな見知らぬ街を歩く。なぜ僕はいつもセックスが終わった後に微妙な気持ちになってしまうのだろう。賢者モードにしては、度が過ぎるのではないか。この気持ちはなんなのだろうか。なぜ毎回自己嫌悪に陥らなければならないのか。

 そんなことを考えながら、駅に向かって歩く。始発まで2時間以上もあった。

 たぶん明日になったら、またセックスしたくなるんだろうな。

 それもわかっている。いつも同じことの繰り返しだ。

 だが、セフレとしてキープするために真実さんやりなと「一緒にいたい」とは思わなかった。セックス後の自分の感情を無視したくはなかった。僕はこの2日間で中出ししてくれる女性と可愛い女の子という最高のセフレになるであろう2人を失った。

 僕は次にどんな人とセックスをするんだろうか。 いつか、飽きないくらいにセックスできる人と巡りあえるといいな。そんなことを考えながら、漂うように、静かな街の夜明けを待った。

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