「もうダメ!! い、イクよ!!」
そう絶叫しながら、腰を天に向かって突きあげる。
ふぅ。
発射と同時に腰を落とし、全身の力を抜く筆者なのであった。しかし、
ノリコちゃんのピストンは止まらない!!
チンコが萎む前に少しでも快感を味わおうと、貪欲に腰を振り続けていたのだ。
なんとか数分ほどは彼女のさせるがままにしていたのだが、そろそろ限界である。
「そ、それ以上されたらゴムが外れちゃうよ」
「あっ! ゴメンなさい」
ようやく腰の動きを止め、チンコを吐き出してくれたノリコちゃんなのであった。
「ゴメンね。入れた途端に出しちゃって」
「謝らないでください。たくさんイカせてくれたんですから」
「ちなみに、終電って何時なの?」
「たぶん12時ちょっと過ぎだったと思います」
「じゃあ、少し休憩してからもう1回しようか?」
「え? 大丈夫なんですか?」
「うん。ノリコちゃんが相手だったら、5分も休憩すればすぐに復活するよ」
「す、凄いですね」
「最初に言ったでしょ。俺はスケベだって。だから、当然のことだよ」
「フフフ、じゃあお手柔らかに」
こうして、しばしの休憩後、2回戦目に突入。たっぷりと時間をかけて互いの性器を舐めあい、濃厚なエッチを楽しむことができたのだった。
その後、帰り仕度の最中に連絡先交換を行い、再会を約束する。
ホテルを出て、駅の改札口まで彼女を見送っていきサヨウナラとなった。
一度や二度の失敗、否、100人や200人のデブや不細工との遭遇で心をへし折られるような精神力では、出会える系サイト遊びを楽しむことは難しいだろう。
そんな苦行に耐えまくっていたからこそ、こうした僥倖にありつけるのだから。
まさに人生と同じではなかろうか。今後も苦難の道をいとわず、出会える系サイト遊びに邁進していこうと心を新たにする筆者なのであった。
(文=所沢ショーイチ)