【世界風俗探訪・中国】北京郊外、移動式ストリップの夜

ThinkstockPhotos-491990549.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 
言葉もロクに通じない、風習も違う国を旅をする…。その国で出会う異文化は刺激的で、エンターテイメントでもある。そして、男として気になるのが『風俗』だ。異国の地で風俗店に飛び込むことは、スリルがあるからこそ虜になってしまう。

 
 先日、仕事でお世話になっている北京在住の中国人・リン氏が、春節ということで来日した。

 彼は何度も来日している日本通で、私同様に根っからのスケベでもある。それゆえ、来日するたびに外国人の受け入れが可能な風俗店やストリップを楽しんでいる。

 そんな彼が現在の歌舞伎町の様子を見て、「数年前の北京のようだ」と嘆いた。

 それは、新しい商業施設が建ち並ぶ一方で、相変わらずなくならないボッタクリや、その裏側に見え隠れするエロスに、「2008年のオリンピック開催間近だった北京が重なった」らしい。

 もちろん、彼の感覚的なものなのだろうが、なんとなく言いたいことはわかった。今から10年前、私も当時の北京を体験しているからだ。

 2年後のオリンピックを控えた北京は、急速に街の浄化が進んでいる時期だった。つまり、風俗などのアダルト系産業の排除が加速して、その成果も出ていた。しかし、それは表向きで、実際は隠していたにすぎなかった。

 たしかに、街には『美人床屋』と呼ばれていた売春宿的なものは見当たらなかった。ただ、それは北京中心地だけのこと。「郊外に行けば、楽しいことがありますよ」とニヤニヤしながら言ってきたのが、リン氏だった。

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