【世界風俗探訪・ジャマイカ編】 売春宿で“神様”の友達としてもてなされた

ThinkstockPhotos-474911994.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 
 言葉もロクに通じない、風習も違う国をあてもなく旅をする…。その国で出会う異文化は刺激的であり、エンターテイメントでもある。そして、男として気になるのが『風俗』だ。異国の地で風俗店に飛び込むことはスリルがあるからこそ、虜になってしまうのだろう。

 「暑くて帰りてぇ~」と、思わず呟いたのはジャマイカの首都・キングストンにあるノーマン・マンレー国際空港に降り立った瞬間のこと。今から13年前のことである。

 なぜ、ここに来たのか? そもそもジャマイカは非常に治安が悪いことで知られていて、当時は殺人事件の発生率が日本の100倍とも言われているほどだ。今でこそ40倍程度とのことだが、それでもかなり危険。また、ジャマイカといえばレゲエミュージックが有名だが、別に興味があるワケではない。この旅に同行しているI氏に“面白い話”を聞き、それを確かめてみたくなったからだ。

 暑いが開放感のある空港を後にして、I氏の案内でモンテゴ・ベイという地域にあるホテルにチェックインしたときのこと。ジャマイカはアメリカ大陸の国の中で、アメリカ合衆国、カナダに次いで3番目に英語を話す人が多いようだが、現地のパトワ語に強いI氏に手続きを任せ、それを遠巻きに見ていた。すると、フロントのジャマイカ人が感嘆の声をあげ、I氏に握手を求めていた。

 今回の旅は自分とI氏の休暇が重なり、以前から聞いていた彼の“伝説”が気になったので、思い切ってジャマイカ入りを決意した。行ったことのない国は行ってみたい性分…というか、あらゆる国の性風俗を知りたいとは思いつつ、治安の悪さを知っていたので当初は躊躇した。なぜならば、エッチな行為は何も危険を犯してまでするものではないというのが持論だからである。ただ、今回はI氏の話を信じればハッピーになれるのではないか? そう思った次第だ。

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