意外とハードル高め!? 「相互オナニープレイ」をリクエストする方法

0616sougoona_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 アナルファックや乱交プレイほどハードルは高くないが、ハードルが低いようで意外と高いプレイといったら、なんといっても「相互オナニー」ではないだろうか。相互オナニーとは、セックスの、主に前戯段階において行なうプレイだ。ひと言でいうと「見せ合いっこ」といったところ。一般男女を対象に、相互オナニープレイ経験の有無を尋ねたところ、「ある」と回答したのはほんのひと握りだった。相互オナニープレイは何故ハードルが高いのか? その理由について迫りたいと思う。

■「オナニーは一人で行なうもの!」
 相互オナニーを敬遠する女性たちから挙げられた意見の中で、もっとも多かったのがこれだ。「だって、『ひとりエッチ』って言うじゃないですか!」と主張され、確かにとうなずかされてしまった。確かに、まったくもってその通り。せっかくオトコとオンナが二人揃っているのに、あえて一人ずつオナニーを行なう意味がわからないとのこと。「オナニーと通帳は他人に見せるものではない!」と眉を吊り上げるアラフォー独女も。

■「見せたいのはやまやまだが……」
 愛する男性のリクエストなら是非とも応えたいという、熱い気持ちは持ち合わせているとのこと。にもかかわらず断る理由は、「私のオナニーなんぞ見てもつまらないに決まっている!」と、実に謙虚。どうやら、AVの影響がかかわっているようだ。最近は、女性がAVを見る機会も増えてきた。容姿端麗・プロポーション抜群の女優たちが魅せる妖艶なオナニーを見慣れているため、自分自身のオナニーに自信が持てないのだろう。

 また、床オナニー愛好家の女性は、「私のオナニーは、うつ伏せになって腰をヘコヘコ動かすだけ。オッパイを揉むことも膣を貪ることもないので、申し訳なくてお見せできない」とうなだれた。

■「男性のオナニーを見せられても……」
 少数意見だが、「男性のオナニーを見ることに抵抗がある」という女性も存在する。相互オナニーとは「見せ合いっこ」なので、自分がオナニーをするだけでなく、相手のオナニーも見なければならない。男性のオナニーを見たくない理由に関しては、「過去に男性のオナニーを目撃した際、あまりの本能剥き出しな姿にショックを受けた」など。もっとストレートに、「キモい!」のひと言で済ませる女性も…。
 女性たちの言い分もわからなくはないが、男女が歩み寄り、相互オナニーを楽しむ方法はないものか考えてみよう。相互オナニー経験者に成功の秘訣を聞いてみたところ、ごく基本的なテクニックが大事とのこと。

1.性全般に貪欲な女性を選ぶべし!
 「相互オナニー」という小さな枠限定で探そうとしてもなかなか見つからないのは当然のこと。そうではなく、性全般に対して好奇心旺盛な女性をピックアップすれば、おのずと道は開けるという。体位チェンジに非協力的だったり、「初回はフェラチオNG」など謎のルールを掲げている女性たちは、相互オナニーどころではない。それよりも、ソフトSM経験をチラつかせてきたり、アダルトグッズ併用にも積極的なタイプのほうが交渉の余地はある。

2.ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
 人間が持つ心理の一つで、簡単にいうと「譲歩のお返し」のようなもの。例えば、「キミの膣に握り拳を挿入するフィストファックプレイを行ないたい」と提案する。当然、相手女性は拒むだろう。肝心なのはここから。「フィストファックプレイは諦めるので、代わりに相互オナニーをやろう」と代替案を出す。相手女性は、「男性がフィストファックを諦めた」という譲歩に対して、自分も譲歩しなければという気持ちが芽生え、相互オナニープレイに応じるのだ。

3.大義名分を提供する
 「オナニーは一人で行なうもの!」と主張する女性には、「本来は個人で行なうものだが、イレギュラーなケースも存在する」という大義面分を与えれば良い。特にMっ気の強い女性に対しては、「相互オナニーに応じなければ挿入しない」というおあずけ作戦が効果テキメン!

4.AVのオナニー作品を共に鑑賞する
 「私のオナニーなんぞ見てもつまらないに決まっている!」という謙虚タイプを落とすにはどうしたらいいだろう? 「俺はAVを観ないので美人女優の妖艶オナニーなんぞ一切知らん!」と言い張るのは少々嘘くさい。そうではなく、いっそのこと一緒にオナニーAVを観るのだ。ただし、画面の女優を讃えるのはご法度。「演技なのかも」など否定的な言葉を出すことで、一般女性の心を開かせることは可能なはず。

5.まずは自分から
 相互オナニープレイをするにあたって多い間違いが、まず女性にオナニーさせてから自分も後を追うやり方。女性が恥ずかしがるのも無理はない。そうではなく、オトコとして先にオナニーを見せつけてこそ、相手女性も心と股を開くというものだ。

【結論】
 相手女性のタイプによって、どのアプローチが適しているかは異なってくる1~5まで順番に試すも良し、ランダムに試すも良し、地道な努力あってこそ相互オナニープレイは実現するのだ。
(文=菊池美佳子)

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