【ネットナンパ】またもや女性からのお誘いメールが到着!


 約束した時間の5分前に待ち合わせ場所に到着した筆者。今回も相手の容姿はまったく不明だ。それゆえ、いつものように街行く不細工な女を目に焼き付けてイメトレ開始。

 すると、ほどなくメールで聞いていた通りの服装をした女性を発見した。
 
 
 
 
 ぐぬぬぬッ……
 
 
 
 
 ミサキちゃんである。身長150センチほどで、体重は50キロ台後半って感じでポッチャリ体型だ。ここ最近は、スレンダー系の女性にあたることが多かったのでかなり太く見えてしまう。
 
 
 
 
 ま、いっか!
 
 
 
 
 肌寒く、人肌が恋しい季節にはこういった肉襦袢系のコも可愛く見えるものだ。それに今まで数多くの化け物と交尾してきた筆者にしてみれば、余裕で守備範囲とも言える。

 ツツツーと近づいていき、笑顔で語りかけることにした。

 
「こんばんはっ! ミサキちゃんだよね」 
 
「あ、ショーイチさん?」 
 
「そう、サイトで約束してたショーイチです」 
 
「わっ! なんか聞いてた年より若く見えますね」 
 
「そ、そうかな。まぁ、童顔だからかもね」

 
 サイトではこの時7歳ほどサバを読んで38歳と称していたのだが、それよりも若く見えたとは嬉しい限りだ。

 
「ミサキちゃんのほうこそ、予想より可愛いんでビックリしたよ」 
 
「えぇぇ、そんなことないですよぉ」

 
 はい。仰る通り、そんなことないです。彼女の顔は、1987年におニャン子クラブから派生したユニット「うしろ髪ひかれ隊」の一員である斉藤満喜子をちょっと不細工にした感じだった。眉毛が立派なところもよく似ている。

 斉藤満喜子といってもピンとこない読者も多いだろう。3人組の「うしろ髪ひかれ隊」の、工藤静香でもなく生稲晃子でもないもう一人のコとでも言えばおわかりになるだろうか?

 当時は好きでもなんでも無かったが、この刹那に自己暗示をかける筆者。“ウヒョーっ、斉藤満喜子みたいで可愛いじゃん!! おニャン子世代の俺にとっちゃ、たまらんぜ! こんなコだったら、土下座してでもヤリてえよ! やっぱ日頃の行いがイイからかなぁ。神様、サンクス、グッジョブ!”、と己に発破をかける。

 
「いやいや、そんなことあるって! よくナンパとかされるでしょ?」 
 
「べ、べつに、普通ですよぉ」

 
 照れているものの、まんざらでもない様子。まあ、掴みはコレくらいで十分だろう。

 
「じゃ早速だけど軽くお茶する? それとも直接ホテルに行っちゃおうか?」 
 
「フフ、じゃあショーイチさんにお任せします」 
 
「え? ホントに? だったら今すぐ駆け足でホテルに行こう!」 
 
「えぇっ!?」 
 
「うそ、ウソ! ゆっくり向かおうか、ホテルに」 
 
「(コクン)」

 
 ホテルに到着して個室に入る二人。彼女に断ってから一服を開始する筆者。煙草を吸いながら横目でミサキちゃんを盗み見る。
 
 
 
 
 うーん、ふとましい!
 
 
 
 
 下手すりゃ60キロ台に突入してるかもしれないミサキちゃん。一瞬心が折れそうになる筆者。そこで慌てて目を閉じて、過去の化け物どもを思い出す。
 
 
 
 
 森三中の大島似、渡辺直美似、渡部絵美似……。
 
 
 
 
 太めで顔も不自由していた彼女たちとの交尾。ありゃあ強烈だったよなぁ。
 
 
 
 
 ドランクドラゴンの塚地武雅似、小錦似……。
 
 
 
 
 RPGのボスみたいだったよなぁ。パっと見は、デブということがわかるだけで、性別すら分からなかったもの。そんなのとヤれてしまう俺って、本当にキの字だよなぁ。

 そんなイメトレを瞬時に行ってから、再度ミサキちゃんに目を向ける。
 
 
 
 
 ウホっ! 抱き心地が良さそうだなぁ。
 こんな肉便器、大歓迎だ!!

 
 
 
 

 
 我ながら節操も糞もあったものではない。しかし、この性格は死んでも治らないだろうし、治す気も皆無である。

 サクサクっと別々にシャワーを浴び、ベッドイン開始だ。

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