「俺はAV女優を尊敬している」元プロボクサー日本チャンピオン雄二・ゴメス、AV男優転身の真相!

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──情熱的なセックスも素敵でしたが、とにかく驚いたのはスタミナ。何度も何度も希さんを求めていらっしゃいましたが、プライベートでの1日の最高セックス回数は?

ゴメス「4回だね。でも、1回にかける時間は相当長いよ」

──では撮影は楽勝でしたか?

ゴメス「そうでもない(笑)。でも、プライベートとは違う興奮もあったし楽しみもあった。プライベートであった女たちとは違ったセックスだったとは思うけど、俺はAV女優を尊敬しているし、仕事と言えども楽しんでできたよ」

──セックスをビジネスにしている女性に対して、印象は変わりましたか?

ゴメス「いいや、変わらないよ。仕事中は女優であっても、仕事が終われば普通の女の子と全く変わらないし。実際に会ったのは初めてだけれど、違和感もなかった。最初から偏見で見ることもなかったしね」

──ビジネスライクというと冷めた言い方ですが、仕事と私生活を混同させることはせず、楽しんでいるということですね?

ゴメス「そうそう、AVはJOBだからね。俺のAVを観た人の中には、ゴメスは綺麗な女性とセックスを楽しんでいるだけでお金を貰えて羨ましいって思うかもしれないけど、決して楽ではないし。こんなこと言ってる自分はクレイジーだと思うけどね…ハハハ」

──たしかに普通の人には理解しづらい業界ですよね。

ゴメス「そうなんだよ。撮影をしてわかったのは、AVもボクシングも同じ。観てる人たちは『こんなの俺にでもできる、できる』って言われてしまうことなんだけれど、実際は強い精神力がいるし、相当な体力もいる。簡単にまねできることではないってこと。例えば、君だってそうだろ? インタビューなんて誰でもできるって思われるかもしれないけど、君のようにリラックスしながら質問できるレポーターは少ないんだよ。いいエナジーを出しながら質問をしてくれるから、俺もそのエナジーを返そうと思える。一緒に仕事をしているという感じがするよ。いいコミュニケーションができているよ」

──とても真面目で質問にも真摯に答えてくださるので驚きました。ありがとうございます!
 
ゴメス「こちらこそアリガトウ。俺はニューヨークのブロンクス出身だしファイターだし、写真を見ただけの人には誤解されることも多いけれど、JOBに関しては真面目に考えているんだよ。それはボクシングでもAVでも同じ。イージーにとらえることはないね」

 

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──今後はジャパニーズAV男優の一人として、オリジナルのセックス技を披露したいと思いますか?

ゴメス「OH~!! それはどうだろうね。俺はまだまだビギナーだし、スタッフや先輩たちにいろいろ教えてもらって、一つずつトライしながら学んでいきたいと思ってるんだ。それがベストだと思ってる」

──「日本のAV界をぶっつぶす!!」なんてことは考えてない?(笑)

ゴメス「アッハハハ。ないよ~。何度も言うけど俺はまだ赤ちゃんだから。まだ何もわからないし、日本語でいうと何っていうのかな?」

──「ひよっこ」ですね。

ゴメス「そうそう。デビュー前に他のアクターの撮影現場を見学させてもらって実際に観た上で『俺もにもできる』って思って飛び込んできた世界だけれど、実際にやってみれば全然イージーな世界じゃない。学ぶべきことはいくらでもあるよ」

──では、初撮影でも全く緊張しなかった?

ゴメス「初めての経験なので『あれもしなくちゃ』『こうするべきかな?』って考えたりはしたけど、それはどんな仕事でも同じだろ? 試合前のナーバスを経験してるし、たいていのことはへっちゃらなんだ」

──その堂々とした自信がデビュー作の中ではリラックスセックスとして現れたんですね。

ゴメス「そうそう。で、(作品は)本当によかった?」

──はい(笑)。

ゴメス「はぁ~、よかった。本当のことを言えば、髪型は大丈夫かなとか…あ、髪の毛ないけど…いろいろ気になることはあってね(笑)」

──ボクシング界では7連続初回KO勝利などの功績を残していますが、AV界にはどんな功績を残したいですか?

ゴメス「まだスタートしたばかりだから大きなことは言えないけれど、フィニッシュを迎える時にはベストの位置にいたいと思う。ボクシングのようにチャンピオンベルトはないけれど、ベストAV男優と言われたいね。誰もが知ってるフェイマス・アクターになりたいと思っているよ。ボクシングファンは俺を知っていると思うけど、AVファンにも俺を知って欲しいね」

──今は女性もAVに注目している時代なので、女性AVファンもゴメスさんの男優デビューを注目していると思います。それについては、どう感じますか?

ゴメス「It’s ok! 大歓迎だね。エブリバディAVフィーリング。今はみんなこっそり家で観てると思うし、もっと興味を持って欲しいね」

──これから、どんなジャンルの作品に挑戦したいですか?

ゴメス「何でもできるよ。ドラマもドキュメントも野獣にだってなれるしね。本当だよ!」

──もしも100名の女性が押し寄せてきても大丈夫?

ゴメス「OH~!! ぜひチャレンジしたいね!」

──凄い自信ですね(笑)。

ゴメス「求められていることに応えたいと思うし、チャレンジすることが好きだからね」

──最後にメッセージをお願いします。

ゴメス「自分はまだニューカマーだけれど、ベストを尽くしていくよ。後戻りはしないし、ストップもしない。真っ直ぐ進むだけだ! だから応援ヨロシクネ」

 

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 終始、笑顔を絶やさず、とてもチャーミングな印象すら受けたのが筆者の感想。AVを観たと話したときのテレた顔は少年の様でもあり、ピュアで真っ直ぐな心意気に圧倒されっぱなしだった。

 AV男優を真面目にとらえ、自分の新たなる人生の第一歩だと考えているゴメス氏。野獣にだってなれると「うおぉぉ~」と、吠えて見せてくれたのだが、むしろレディーファースト精神にあふれたロマンティックなセックスが似合うのではないかと感じた。

 黒人男優はこれまでも数人活躍しているが、彼のようなピュアな存在は稀有。これからのAV界にどんな影響をもたらすのか楽しみでならない。
(取材・文=文月みほ/写真=辰巳ちえ)

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