レギュラー全消滅でテレビから消える小森純に「映画評論家に転身」との怪情報

komorijun0312.jpg※イメージ画像:『小森純の節約レシピ』マガジンハウス

 一連のペニーオークション詐欺事件に絡み、虚偽の内容をブログに書き込んで読者をオークションサイトに誘導していたモデルの小森純(27)が、レギュラー番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)を降板することが明らかになった。番組制作側は所属事務所に対して「番組改編期に伴うもので一連の騒動とは無関係」と説明していると報じられているが、騒動の影響があったのは疑いようがないところだ。

「ほしのあきなどとは違い、小森が絡んでいたオークションサイトは詐欺として立件されておらず、事件性なしで当初は処分なしの方向だった。しかし、ネットやマスコミの糾弾によって批判が無視できなくなり、情報バラエティー『サンデー・ジャポン』(TBS系)で生謝罪し、騒動の幕引きを図った。ところが、共演者の西川史子から『テレビで謝罪したりブログを辞めたりすることでみそぎになると思ったら大間違い』などと予想外の猛批判を受けて失敗。西川に賞賛の声が集まり、小森のイメージは更に悪化してしまった」(週刊誌記者)

 小森が批判されるならば、同じく虚偽の内容で読者を誘導していたピースの綾部祐二、俳優の永井大、現在は産休中の熊田曜子らも同様に糾弾されるべきという意見もある。だが「事務所の力関係で小森だけが干される形になった」(芸能プロ関係者)というウラ事情があるらしく、大勢いた“ペニオク芸能人”の中で窮地に追い込まれたのは前述のほしのと小森だけという状態だ。

 今回の降板によって、小森はレギュラー番組を全て失うことになった。タレント生命の危機といえる大ピンチ状態だが、東京スポーツでは「タレントに見切りをつけて映画評論家として再スタートするのでは」と報じている。記事によると、小森は年間に300本以上も映画を見ているらしく、好きな映画の世界に携わって食べていきたいと考えているようだ。最近はテレビ受けする映画評論家がLiLiCoや有村昆くらいしかおらず、意外な“穴場”になっていることも転身を後押ししているという。同記事では、今は亡き大御所映画評論家・小森和子さんのニックネーム「小森のおばちゃま」にあやかって「小森のおねえさま」という芸名で小森が再スタートするという案まで記されている。

 小森が本当にタレント業を捨てて評論家に転身する可能性はあるのだろうか。

「タレント生命の危機には違いありませんから、何かしら別の方向性を模索しなければいけないのは確か。しかし、映画評論家はないでしょう。映画関係のテレビ番組に出演したとしても、結局はペニオク騒動のイメージがついて回る。かといって、そのイメージが薄れるまで映画専門誌やCS番組などで下積みする気があるとも思えません。夫がアパレル経営者ということもありますし、ファッション関係のビジネスや雑誌媒体を中心に活動していくのが最も現実的な道でしょう」(芸能関係者)

 以前から彼女は、つけまつげやジュエリーなどをプロデュースしており、タレント業の収入も含めて月収1,500万円を稼いだこともあったと告白している。小森のギャラのランクから考えると、その内訳は商品プロデュースによる収入の方が多いだろう。テレビのレギュラーが全消滅したからといって、金銭的に困る状態ではないようである。すでに十分すぎるほど名前を売っているだけに、しがらみの多い芸能界からオサラバしてファッションビジネスに本腰を入れる可能性の方が高そうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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