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ラズベリーバラエティー2011 今年一番最低だった番組


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※イメージ画像:上『松本人志のコント MHK』(NHK)公式HP
下『ジャパーン47chスーパー』(毎日放送)公式HPより

 毎年アカデミー賞の前日に発表されることで有名なゴールデンラズベリー賞。そんな最低評価の映画や出演者に贈られることで有名なラジー賞にちなんで、今記事では放送作家ら業界関係者とともに「今年最低だったテレビバラエティー」を選出したい。まず槍玉に上がったのは『松本人志のコント MHK』(NHK)だった。

「初回視聴率が2.3%で二回目の放送も横ばい。同時間帯に放送されている『ピカルの定理』(フジテレビ系)が10%程度を稼いでいるわけですから、『MHK』が完全な失敗だったことは明白です。番組の中身が大きく話題を呼ぶような出来であれば、今後伸びてくるという可能性もあるでしょうが、これまで見た限りでそれはないでしょうね。松本の狙っている笑いのレベルが高すぎるといえば聞こえが良いですが、ほとんどの視聴者には理解できていないのではないでしょうか」(放送作家)

「セットが豪華すぎるっていうのも見ていて不思議ですね。NHKにすれば全力で松本をサポートしているつもりでしょうけど、あの豪華さはかえってコントを分かりにくくしてますよ。もっと単純でいいはずです。松本自身が納得できないということはあるのかもしれませんが、セットや出演者に頼っていては、本来狙うべき笑いがぼやけてしまいますからね」(制作会社関係者)

 さらに話題はダウンタウン・松本の相方である浜田雅功に及んだ。

「浜田がMCを務め、吉本の若手が総出演だった『ジャパーン47ch』(TBS系)も、内容に新鮮なところがなく短命に終わりました。春から始まった番組で、秋には2時間もののバラエティーとして大幅リニューアルをしたのですが結果はついてこず......。強力な裏番組に対抗できるメンツではあったと思うのですが、番組内容が「47都道府県芸人」という吉本のキャンペーンに乗じているのがあからさまで、しかも似たような全国を巡るバラエティーはありますからね。あの吉本臭はいくらなんでも強すぎますよ」(バラエティー放送作家)

「また、同じく浜田がメインMCをしている『Oh! どや顔サミット』(テレビ朝日系)も、"どや顔"というキーワードは新しいものの扱う各界有名人のエピソードが古く拍子抜けの感があります。まだ番組は続くようですが、このまま行けばネタ切れは免れないでしょう。トークに限らず、有名人の特技などにスポットを当てるといった大幅なリニューアルが必要だと思います」(放送作家)

「島田紳助の引退で急遽番組が始まった『もてもてナインティナイン』(TBS系)も、コンセプトはいいものの、なぜ「もてもて」というテーマでナインティナインが司会をするのかがわからず、どう見ていいのか分からないバラエティーですね。島田紳助という大御所の後釜にはナイナイくらいがちょうどいいだろうという安易な考えが見えすぎるのがダメなのかもしれません。いっそのこともっと若手に司会をさせたらより刺激的なバラエティーになったのではないでしょうか。それともなければとんねるずを起用しての『ねるとん』復刻版とかね」(制作会社関係者)

 激動の2011年。テレビバラエティー界でも、島田紳助という大物が突然の引退を表明するなど激震が走った1年だった。そんな紳助の引退が象徴しているかのように、関係者が語る「今年最低だったバラエティー」の中には大物タレントが携わったものが多い。ダウンタウンの両名による番組がそれを示しているといえるだろう。そしてそれは、大きな業界再編の流れを感じさせる。

 先日放送された『THE MANZAI 2011』(フジテレビ系)では、これまで中堅どころと認識されていた芸人(天野ひろゆきや木村祐一など)が審査員という大役を担っていた。彼らがその役にふさわしくないということはないが、その椅子に座っている彼らを見ると、やはりどこか違和感があった。しかしその違和感は、これまで80年代からテレビを見続けていた記者だから感じたわけであって、近頃の若い世代には感じないことなのかもしれない。つまり今の子どもたちにとってみれば、天野や木村というのは、すでに一段上の芸人なのだ。まさにそれこそ時代の流れといえる。今記事で「2011年最低だったテレビバラエティー」として語られたダウンタウンの両名はさておき、紳助の引退は、その時代の流れを如実に表す出来事として記憶されることだろう。そして来年当たり、その流れをいっそう早める若手芸人が生まれるかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

『さや侍』


こちらも映画部門でノミネート!?

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