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伝説のセックス・クラブ、栄枯盛衰とその実像『SWAP・SWAP』


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(C)2008 HDNet Films,LLC.

 子どものころ、"ニューヨーク"って、どこかおっかないところであるようなイメージがなかっただろうか? ひとたび裏通りに行けばもう、脅されて、犯されて、チンチンの皮まで剥かれてしまうような、ワルくて刺激的な街というイメージだった。

 実際、70年代末のニューヨークはハジケていた。長い不況に大停電、人種間対立の高まり等で犯罪率は上昇し、人々はその鬱屈を晴らすかのようにナイトクラビングに興じた。そんな時勢の中、誕生したのが、クラブ"プレイトーズ・リトリート"。1977年、精肉業を営んでいたラリー・レビンソンが、「誰もが、見知らぬ人とのセックスを気軽に楽しめないか」というコンセプトでクラブをオープンしたのが事の始まり。噂は広がり、一般市民から、歌手、作家、アメフトのスター選手に、果ては指名手配犯、どころか牧師にPTA会長といった人までもがこのクラブに集い、一糸まとわぬ姿で入れ代わり立ち代わり、セックスを楽しんだのだ。TVでもたびたび特集が組まれ、"プレイトーズ・リトリート"の名は、全米の人の知るところとなっていった。

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(C)2008 HDNet Films,LLC.

 この映画『SWAP・SWAP』は、その伝説のセックス・クラブ"プレイトーズ・リトリート"とは一体どんなものであったのか、当時の客、関係者など数十人に取材し、実像に迫ったドキュメンタリーだ。性欲みなぎる年頃であった青年たちも皆、中年となっているが、「Pussy wads cock! Pussy wads cock!(おチ○ポ挿れて!)」と身振り手振りも大げさに、いまだ興奮冷めやらぬ様子で熱く語っている。肯定と批判、賛美と痛罵、と様々な角度から語られるセックス・クラブの実像が、次第に浮き彫りになっていく展開だ。軽快な70'sディスコナンバーと、スピ-ド感のある映像が、観ている者を飽きさせない。

 しかし、この世の春を謳ったラリーと"プレイトーズ・リトリート"も、坂を転がるように没落していき、ついには 営業停止へと追い込まれる。色欲に忠実で、色欲の実現に向け邁進するラリーの姿は、滑稽だが、岩をも穿つようなひたむきさを感じる。ラリーはアメリカン・ドリームの体現者であり、アメリカ版「好色一代男」なのだ。決して真似できない生き方だけに、ぼくらはちょっぴり(いや、おおいに)うらやましいと思ってしまう。この『SWAP・SWAP』を観て、性におおらかであった70's夜のニューヨークを追体験しよう。
(文=平野遼)

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「スワップ・スワップ」(C)2008 HDNet Films,LLC.

「スワップ・スワップ」
◆ シネマート新宿にて10/17(土)~10/30(金)まで限定レイトショーほか全国順次公開
◆ 配給:クロックワークス
◆【R18+】
(C)2008 HDNet Films,LLC.

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