ウホっ!! 俺の好みじゃん!!
このホノカちゃんの顔は女優の原沙知絵に似た感じで、口の大きさが目立っていた。筆者の大好物だ。
しかし、あまりにも情報が少なかった。
平日の朝8時にこんな書き込みを行い、昼過ぎに会いたいというのはどういうことなのだろう?
もしかしたら、彼女は人妻なのかもしれない。だが、彼女の詳細プロフィールのどこを読んでも人妻を連想させるワードがなかった。
それに、なぜ5年もセックスレスだったのか? 彼女の写真を見る限り、男に困るようなタイプではないと思われた。
とにかく謎だらけだったが、ただ指を咥えて眺めていては何も分からない。
好奇心を刺激された筆者は、いつものテンプレメールを送信してみることにした。
———————–
こんにちは、ホノカさん。
都内の会社員、ショーイチ・39歳です。
先ほど、ホノカさんの書き込みを見ました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、是非ホノカさんと楽しい時間を過ごしたいです。
今日は仕事が休みなので、待ち合わせ時間は何時になっても大丈夫です。
あ!
お返事を貰えたら私の写メを送りますね。
それを見てもらってからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。
では!
———————–
平日の真昼間であろうと、セックスのためなら余裕で時間を作れる。これが筆者のようなフリーランス最大のメリットだろう。
一度こういう環境に身を置いてしまうと、もう会社勤めなんて真似はできない。もっとも、齢51の筆者が今更会社勤めできるわけもないのだが…。
ファーストメールを送信後、10分近く経ってから返信が届いた。
すぐに写メ付きの返信を行い、あっさりと約束が成立。その日のお昼12時に池袋駅の地下構内にある“イケフクロウ”像の前で待ち合わせすることとなった。
約束の10分前に到着した筆者がソワソワしながら待っていると、数分ほどでホノカちゃんらしき女性が近づいてくるのを発見した。
ウヒョっ! 写真のまんまじゃん!!
最近はアプリ加工のせいで、写真とあまりにもかけ離れた容姿の女性が現れることも少なくない。
それゆえ、筆者はいつも以上に喜んでしまった。
彼女を驚かせないようゆっくりと近づき、正面に立つ。
「こんにちは、ホノカちゃんだよね?」
「は、はい」
「約束させてもらっていたショーイチだよ。今日はよろしくね」
「こ、こちらこそよろしくお願いします」
「ここだとちょっと話にくいから、少し歩きながら話そうか?」
「は、はい」
緊張のせいだろうか? 顔が強張った感じで、ずっとうつむいているホノカちゃん。
こういう出会える系サイト遊びが初めてとのことだったので、無理もないだろう。
これが不細工ちゃんやおデブちゃんだったらイラっとするところだが、原沙知絵に似ているホノカちゃんに立腹するわけがない。
「池袋はよく来るのかな?」
「は、はい。たまに買い物に来てます」
「だったらもう少し離れて歩こうか? もし知り合いに見られても大丈夫なように」
「い、いえ。これくらいなら大丈夫だと思います」
「ま、そうだよね。これくらいならただの知り合いで通じそうな距離だものね」
当たり障りのない会話をしながら、横目で彼女の容姿をじっくりと観察する。
スタイルは超がつくほどのスレンダーで、幼児体型風にも見えた。身長は160センチくらいだろうか? 背が高いせいで、身体の細さが際立っているように思えた。
手足も細く、お尻も小振りといった感じだ。オッパイの大きさには期待できそうになかったが、これなら余裕でチンコが暴れ回ってくれるだろう。