「部屋の灯りを消してもらえますか?」
筆者がベッドに入ろうとしたタイミングでそう告げてきたホノカちゃん。
彼女の顔を拝みながらエッチしたかったので、少しだけ照明を暗くする。
「も、もっと暗くしてください」
「え? これ以上暗くしたら、何も見えなくなっちゃうよ」
「で、でも、恥ずかしいから…。こんなに明るいところでするのは無理です」
無理とまで言われてしまったら仕方あるまい。辛うじて相手のシルエットが判別できるくらいまで室内を暗くする。
「じゃあ、俺の方からご奉仕させていただくね」
「は、はい」
「痛かったり、嫌なことがあったらすぐに教えてね」
「わ、分かりました」
軽めのキスから仕掛けると、ホノカちゃんのほうから舌を差し出してきた。
クックック、こいつマジ可愛いなぁ!!
大喜びで舌を絡めあい、彼女の唾液の味を堪能する。
ここで重要なのは、仰向けになっている彼女の口内にこちらの唾液が垂れないようにすることだ。
いくら相性が良さそうだとはいえ、初っ端からこちらの唾液を飲ませようとするのはマナー違反だろう。あくまでも彼女の唾液をいただくというスタンスでディープキスを堪能する。
ベチャっ!
ディープキスの最中、ホノカちゃんの肩に触れていた手の平に湿っぽい感触を覚えた。
シャワーから出た後、バスタオルでしっかり拭き取らなかったのだろう。
気にすることなくそのままディープキスを続けてから、一旦身体を離す。
スルルルル…
彼女が身体に巻いていたバスタオルをそっと取り外す。
そして暗闇の中、乳房の大きさを確かめるため手を伸ばす。
スカっ!
ん? 目測を見誤ったか? まだ室内の暗さに目が慣れていないこともあり、空振りしてしまった。
気を取り直してもう一度手を伸ばす。
スカカっ!
またもや空振りだ。
スレンダー体型ゆえオッパイが小さいのは想定していたが、こうまで目測を誤るとはどういうことだ?
次は、脇腹に両手を当てて、徐々に乳房に向かって移動させるという方法を取ることにした。
ベチャチャっ!
ホノカちゃんの脇腹がベチョベチョに湿っていた。どうやら水分の拭き忘れではなく、汗のようだ。
よほどの汗っかきなのか? それとも緊張によるものなのか?
だが、それは大した問題ではない。
水分がはねる音を立てないよう慎重に手の平を上に向かって移動させる。