【ネットナンパ】「お、お願い。これ以上舐められたらおかしくなっちゃいます」グチョ濡れ状態で挿入をせがむ30代OL

 歩きながら横目でアイミちゃんを値踏みする。短くて太い足を懸命に動かし、こちらの歩調に合わせてくる様子はなんとも滑稽だった。

 周囲の人から見たら、不細工同士のお似合いカップルに見えていたことだろう。

 自意識過剰なのは百も承知だが、そんな視線から逃げるようにして歩調が速まってしまう。

 ようやく北口階段を上って地上に出る。

 ここまで来れば、ようやく人心地つける。夜のとばりが周囲の好奇の目をガードしてくれるからだ。

 こちらとしては会話でその場を盛り上げる気になれなかった。

 しかし、沈黙に耐えきれず語りかけることにした。


「アイミちゃんはよく池袋に来るのかな?」

「乗り換え駅なので毎日利用してます。でも、それくらいですね」

「そ、そうなんだ」


 会話があっという間に行き詰ってしまった。

 いつもなら考えるより先に舌が動くのだが、どうにもエンジンがかからない。

 愚息はパンツの中でずっと縮こまったまま。やはりチンコがギンギンになっていないと、思考能力が激減してしまう。

 さて、困った。次は何の話題にしよう?

 先月別れた彼氏の話は地雷の可能性が強いし、仕事の話を聞くのもプライベートに踏む混むようで危険だ。

 かといって、このまま無言のままホテルに向かうのも拷問みたいなものだ。

 そうこうしているうちに、いつも飲み物を購入する自動販売機の前に着いた。


「空気が乾燥してるから、何か飲み物を買っていこうか?」

「あ、私、お茶を持ってるので大丈夫です」

「そ、そうなんだ。じゃあ、俺はお茶を買いたいからちょっと待っててね」


 アイミちゃんに悪気がないのは分かっている。しかし、どうにも会話が続かない。

 だが、ここが踏ん張りどころだ。

 ここで諦めてしまったらそれまで。この大きな壁を乗り越えた経験は間違いなく己の財産となるはず。


「ね、アイミちゃんはどんなエッチが好きなのかな?」


 いつもはホテルに入ってからする質問なのだが、周囲に人影がまばらなのを幸いにして聞いてみることにした。


「そ、そうですね。優しくされるのが好きです」

「うん! 俺も!! 俺も優しく愛撫するのが大好きなんだ」

「本当ですか? 嬉しいです」

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