ジャバババババ!
突然マンコから液体が噴出し、筆者の顔を濡らした。
ぷわぁぁぁぁぁん!
すぐに分かってしまった。分かりたくなかったが、匂いですぐに分かってしまったのだ。
これは潮じゃなくて…小便!
潮なら大歓迎だったが、まさかの小便とは…。だが、それを悟らせてはいけない。
もし自身が失禁したことに気づいたら、ここまでの苦労が水の泡になってしまうからだ。
「ご、ごめんなさい。自分じゃ我慢できなくて」
「さっきも言ったでしょ。別に普通のことだよ。それより、たくさん感じてくれてありがとう。凄く嬉しいよ」
「で、でも、オシッコ、顔にかかっちゃいましたよね?」
「オシッコじゃないよ。気持ち良くなるとマンコから出てくる潮ってやつだよ」
「え?」
「AVとかで聞いたことない? 誰でもそうなるものだから、気にする必要なんてないからね」
苦しい言い訳かもしれないが、ここはなんとしてでも潮で押し通すしかない。
彼女を言いくるめてから、脇に寄せていたかけ布団で顔面を拭う筆者。だが、匂いまではとれないだろう。
もしここでキスでもしようものなら、彼女が失禁したことをバラすようなものだ。
こうなったら残る手段はひとつしかない。
「それじゃあ、コンドームを着けるから、そろそろ入れさせてね」
「は、はい」
素早くゴムを装着し、正常位の体勢で挿入スタート。
外も中もグジョ濡れ状態だったので、すんなりと根元まで挿入することに成功。
その体勢でしばし動きを止める。
「すぐに動かすのはもったいないから、少しだけこのままで味あわせてね」
そう彼女に言い訳する。この待ち時間は、己のために設けたのではなく全て彼女のためだ。
久しぶりにチンコを咥え込んだマンコが、その固さと大きさに慣れるまでどうしても時間が必要なのである。
さて、どうしたものか?
身体を動かさず、脳内でこれから先の動きをシミュレーションする。
いつもなら上半身を密着させ、チュッチュチュッチュとキスしながらチンコを振動させるのがトコショー流だ。
だが、布団で拭ったとはいえ、こちらの顔が小便臭くなっているのは紛れもない事実。
仕方あるまい。こうなったら上半身を起こしたまま腰を振るしかないだろう。
「じゃあ、ゆっくり動くからね」
そう告げてからピストン運動を開始。
チンコの角度をあれこれ調整したものの、モエちゃんの口からはアヘ声が出てこない。
先ほどのお漏らしのせいで、我に返ってしまったのかもしれない。
こうなってしまったら、さっさと終わらせてあげるべきかも?