こんな事態も数えきれないくらい体験してきたので慌てない。
上半身を密着させ、ディープキスしながらチンコだけをピクピクさせる。
このチンピクも得意技のひとつだ。
腰を沈め、チンコが上向きになるよう調整する。そして、カリの部分がGスポットに密着するようにして固定する。
その状態で、チンコだけをピクピクピクと動かすのだ。
射精時間のコントロールは大の苦手だが、海綿体に流れる血液の勢いを調整してピクピク動かすのは童貞の頃からの得意技なのである。
さらに、こちらの下腹部を彼女の股間に押し当て、腹の肉でクリトリスを圧迫して刺激する。
腹筋を振動させ、その振動によってクリトリスを愛撫するのが目的だ。
このチンピクと腹筋振動が功を奏したのだろう。
「あ、これなら痛くないです。ていうか、気持ちいいです」
「じゃあ、ずっとこの調子で続けるね。痛くなったらすぐに教えるんだよ」
「はい!」
正直に言うと、このチンピクと腹筋振動はかなり体力を消耗する。見た目はとても地味だが、単純に腰を出し入れするピストンのほうがよっぽど楽なのだ。
それでも、みおチャンに気持ち良くなってもらうためには堪えるしかない。
全身にジワジワと汗が浮いてくる。たいして運動していないように見えるので、女性から見たら汗っかきに思われてしまうかもしれない。
この調子で10分くらい続けていると、チンコをピクピクのリズムに合わせてみおチャンのアヘ声が大きくなってきた。
その声がいけなかった。
可愛いアヘ声にうっとりしてしまい、ザーメンがギュルギュルと音を立てて精管を上ってきてしまったのだ。
「もう、イキそうだよ」
「は、はい」
「このままい、イクよ」