ピン!
その一瞬の間でピンときた。過去の性体験で手マンに嫌な思い出でもあるのかも?
「安心してね。指でガシガシとかしないからさ」
「は、はい」
「さっきと同じように、クリちゃんを舐めながら中も少しだけ攻めさせてくれるかな?」
「は、はい。お願いします」
休憩を終え、クンニの続きから再開。承諾を得たので、クリ舐めしながら中指をゆっくりと挿入する。
ギチチチっ!
数センチほど挿入したところで、入り口が急激に締まった。
これは彼女の意志ではなく、異物が侵入してきたことによる自然な反応だろう。
それ以上挿入するのを止め、クリトリスを吸引しながら指先を微妙に振動させてみる。
「あぁぁ、き、気持ち、気持ちいいですぅぅぅ」
マン汁が十分に分泌されるのを待ってから、指先を3ミリほど奥に進める。
ギチチチっ!
またもや締め付けられてしまった。いくら筆者のチンポが控えめサイズだとはいえ、こんな具合ならかなりてこずりそうだ。
だが、ここで慌てるような筆者ではない。
しンあわせわっあぁぁぁ、歩いてこぬぁい♪ だぁからっ、歩いてイックんだよぉぉん、ニャっ!
脳内で“三百六十五歩のマーチ”を再生しながら、指先を3ミリ進めて、2ミリ戻すという作業を開始。
その間もワンパターンにならないよう、ありとあらゆる方法でクリトリスを舐め続ける。もちろん痛みを与えないよう、細心の注意を払うことも忘れない。
こうしてクンニ再開後10分近く経ってから、ようやく中指を根元まで挿入することができた。
そのまま指を動かさず、膣が指の形に慣れるまでじっと待つ。
第二関節を曲げてGスポットを攻めたくなる気持ちを懸命に押し殺す。
ここで焦ってしまっては今までの苦労が水の泡となる。いきなりマンコに指を突っ込んでガシガシするような真似はできない。女性に「俺を嫌いになってくれ」と言ってるようなものだ。