ガクガクと腰を痙攣させたかと思うと、急激に膣の締まりが増した。そのマンリキによって、曲げていた人差し指が強制的に真っすぐになってしまった。
まだまだ全然攻め足りなかった。もっともっとご奉仕して、筆者の愛撫を彼女の脳裏に刻み込みたかった。
しばし手と口の動きを止めた後、再び愛撫を始めようとしたところで、ワカちゃんが…
「お、お願いショーイチさん。おチンチン入れて!」
と、具体的な言葉でおねだりしてきた。
「もう入れて」というセリフは何度も聞いてきたが、「おチンチン入れて」というセリフは滅多に聞けるものではない。
卑猥なおねだりの仕方に、筆者はもうメロメロ。こうなったら、“彼女の仰せのままに!”だ。
痛みを与えないよう、そっと指を引き抜き、枕元のコンドームに手を伸ばして愚息にしっかりと装着。そして、正常位の体勢で挿入を試みる。
亀頭の部分を挿入したところで、ワカちゃんの口からまたまた予想外の一言が。
「お、大きい!!」
我が愚息は、日本人の平均サイズより一回り小さい。もちろん、エッチの最中に大きいなんて褒められたことは、数えるくらいしかない。
きっと男性経験の少なさから出た言葉だろうが、褒められて悪い気はしない。むしろ、ますます興奮してしまった。
さらにチンコをねじ込もうとすると、
「ちょ、ちょっと痛いです」
とワカちゃんが言ってきた。
中までしっかり濡れているのは確認済みなので、愛撫不足での痛みではないはずだ。
「ゴメンね。もっとゆっくり入れていくね」
「は、はい。お願いします」
1秒で1センチ、3秒で3センチ、3センチ入れては2センチ下がる。365歩のマーチ作戦というやつである。
マンコ内部をほぐすように、出し入れしながらチンコの角度を変えて弧を描くようにするのも重要だ。
彼女の反応に注意しながら挿入していき、数分ほどで根元に到達した。
「いま、チンチンが全部入ったよ。痛くないかな?」
「は、はい。だ、大丈夫です」
「それじゃあ、ゆっくり動くけど、痛くなったらすぐに教えてね」
「は、はい」
いつものピストン速度の半分以下のスピードで腰を振る。
クーッ、熱くて柔らくてヒダヒダがまとわりついてきて、気持ちえぇぇぇっ!!
浴室で射精しておかなかったことを後悔。だが、今さらそんなこと言っても無駄だ。あっという間に射精の前兆が襲ってきた。
くわっ!!
目を見開き、ワカちゃんの顔を凝視する。アジアン隅田似の顔でクールダウンしようという作戦だ。
しかし、テンションがアゲアゲ状態の筆者は、そんな彼女の顔すら愛おしくてたまらなかった。
駄目だこりゃ。
もしもシリーズの長さんのように、脳内でギブアップ宣言。愛撫でしっかりイカせてるし、チンコ挿入で痛がっていたので、早めに発射しても問題ないだろう。