【ニッポンの裏風俗・番外編】湖畔の宮殿ソープのおもてなし


 お迎えの高級ワンボックスカーに乗り込み、約10分ほどで滑り込んだのは、まるでヨーロッパの宮殿のような建物。



「松本様、お待ちしておりました」


 クルマが門を入りエントランスに着くと、ドアボーイが駆け寄って出迎えてくれました。それにしても、名前で呼んでくれるのは嬉しいものですなぁ。

 しかも、宮殿の中を案内してくれるのは、アラサーの美女。風俗店で女性のスタッフがいることも意外でした。

 案内されたのは、正面にバーカウンターのようなものがある、広々としたラウンジのような待合室。

 6席ほどのソファーが並んでいて、そのひとつに腰掛けると、床まで沈み込むんじゃないかと思えるほどの柔らかさで、腰が抜けそうでした。

 身分証明書の確認と入浴料の支払いを済ませると、代わりにくれたのはアンケート用紙でした。

 好きな女性のタイプに好きな下着の色、プレイはベッドが好きかイスかソファーか、さらに自分の趣味など、細かな質問が並びます。すべてアンサーを書きこむと、やっと会員手続きが終了します。

 高級な日本茶を飲んで待っていると、再びスタッフが現れ、別のソファーに移るように案内されます。と、音楽とともに、バーカウンターのところにドレス姿の4人の女のコが現れたんです。

 少し暗めの照明で、顔はハッキリとは見えませんが、何かのショーでも始まるのかと思ったら、その女性たちがひとりづつ、待合室にいる客の元に歩いていくではないですか!

 普通のソープなら、待合室から出たところに指名の女のコが待っているもの。さすが宮殿ソープ、女のコとの最初の出会いから演出されているのでした。

 が、HPの写真で見たとはいえ、自分が指名したのがどのコかわからない…。果たしてどんな女のコなのか? 本当に美人なのか? ドキドキワクワクの瞬間です。

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