【元デリヘル店長の回想録】理性が吹っ飛び、モデル系22歳の若妻と関係を持ってしまった話


【待ちに待った『仕事の相談』当日】

 私は、彼女が指定した駅に車で迎えに来ていた。

 前日の夜は雨が降っていて、天気の心配もしたが、明け方に天気は回復した。

 はやる気持ちを抑えながらも、意気揚々と美春の迎えに繰り出してきたというわけだ。


「お待たせ~! 待った?」


 助手席に乗り込んできた美春は、タイトなTシャツにダメージデニムというラフな格好だった。

 出勤時にこういった服装を禁止している我が店舗では、絶対に見られない光景だ。


「なんか、いつもと感じ違うね」


「ん~なになに? ギャップ萌えってやつ(笑)?」


 からかう様な笑顔で顔を近づけてくる美春。

 照れそうになるのを隠すため、私は席に座り直し、車を発進させた。


「さっ、どこに買い出し行く?」

「いまの、絶対照れ隠しでしょ(笑)!」


 バレてたか…と心の中で思いながら、車をスーパーマーケットへ走らせる。

 美春は、結局食べたいものが決まらなかった私の代わりに、メニューを考えてくれていた。

 他愛もない会話をしながら、私たちは買い物を済ませるのだった。

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