しばらくすると、彼女の方から
 「もう入れさせてぇ…」
  と懇願された。
 「いいよ。じゃあ、ちょっと待ってね」
  と、枕元にばっちり準備していた避妊具を取り出し、装着する。
 
  美春は、いきり立ったペニスを掴み、その上に腰を下ろした。
 
  大した愛撫もしてないのに、彼女の秘部は驚くほど濡れていて、ずぶずぶとペニスを飲み込んでいく。
 あぁ…! うぅん…!!
 
 
  まだ動いてもいないのに、美春は体を震わせながらよがるように声を上げた。
 
  そして、腰を完全に下ろし、ハァハァと息を切らせて、腰をグラインドし始めた。
 
  リズミカルに腰を振る彼女に合わせて、こちらも腰を突き上げると
 あっ、あぁっ! 奥っ…! いぃ…!
  子宮口を刺激するような感覚が好きな様で、奥に当たる度に美春はキャンキャンと喚いた。
 
永遠の愛を交わしたはずの人妻が、いま、はしたなく私の上で腰を振っている。
  私にとって、これ以上ない、最高のシチュエーションだった。
他人のモノを奪うという感覚は、私にとてつもない高揚感を与えてくれた。
 息を乱しながら腰を振り続ける美春を押しのけ、四つん這いにし、バックから思いっきり突いてやる。
 
 
 奥を刺激されるのが好きなら、バックも当然好きだろう。
  そう考えた私は、動物の様に激しく腰を打ち付けた。
 
  美春の喘ぎ声は、一層大きくなった。間違いなく、隣の部屋まで響いていたはずだ。
 
 
あっ、あっ! あぁぁ…!! もうっイクゥ!!
 
 
 
  美春の膣が痙攣すると同時に、私もピークを迎え、ゴムの中へどろどろとした精液が溜まる。
 
「あー…、すっごく気持ちよかった…」
  と、愉悦の表情を浮かべる美春。ふたりとも疲れ果て、しばらくベットでまどろむのであった。




