ホテルの一室でこんな会話をしながらも、夢心地だった筆者。これが現実の出来事だと、脳が認識していないようだった。
だが、愚息は“イケフクロウ”で会った時からずっと勃起しっぱなしだ。このままでは、クンニしている最中に発射してもおかしくなかった。
ということで、シャワーの際にシコシコッと擦ってザーメンを吐き出しておいたほうが無難だと思った。
「それじゃあ、先にシャワー浴びておいで」
「あ、あのぉ」
「ん?」
「せっかくだから一緒に浴びませんか?」
な、なぬぅ? まさかの混浴プレイのお誘いだ!!
混乱しながら彼女の真意を探ろうと脳細胞をフル回転させる。
もしかしたら、部屋に筆者をひとりにしておいたら荷物を漁られるとでも考えているのだろうか。それとも、ふたりで浴室にいる間に、テレビのスタッフが乱入してきてドッキリだと告げてくるとか…。
筆者が戸惑っていると、K子ちゃんが笑顔でこう続けた。
「だって、そのほうが楽しいと思って…」
少しばかりはにかんだその笑顔に、ハートを完全に盗まれてしまった。
「う、うん。そうだね。じゃあ、一緒に入ろうか」
浴室の扉の前で、ふたりして服を脱ぐ。
そして、ついにK子ちゃんの全裸を拝むことになった。
はぁ、綺麗だぁ…。
これまで彼女以上にスタイルの良い女性にも会ってきたが、やはり女優の全裸というものは格別だった。
その後、浴室で全裸のまま向き合い、楽しく会話しながら洗いあう。
なんだかノリノリのK子ちゃん。やはり女優といえどもオンナなのだろう。今から行われるエッチが待ち遠しくてたまらないのかもしれない。
部屋に戻り、ふたり仲良く歯磨きを開始。
ここで、筆者はあることを思い出す。
しまった! セックスの前にオナれなかったぁぁぁぁぁぁ!!
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