シリアスからコメディまで幅広くこなす俳優の要潤(31)が、近く結婚することが分かった。お相手は「同い年の元タレント」とのことだが、元グラビアアイドルの松藤あつこ(31)で、現在は化粧品販売会社を経営している。今年に入り婚約したという要は、所属事務所を通じてファクスで「現在結婚に向けて準備を進めているのは事実」とコメントし、Twitter(ツイッター)でも「まだ準備段階です。今はまだ2人にとって、とても大切な時期ですので、あたたかい目で見守っていただければ幸いです」などと記している。
2001年に特撮ヒーロー番組『仮面ライダーアギト』で俳優デビューした要は、同時期に特撮番組に出演していたオダギリジョー、永井大、玉山鉄二らと共に“イケメンヒーロー”ブームを牽引。一昨年には、出身地である香川県のPRキャンペーン「うどん県」の副知事を演じたことも話題になった。ドラマや映画での活躍だけでなく、NHKのドキュメンタリー風歴史番組『タイムスクープハンター』のジャーナリスト役も好評であり、公私ともに充実した状態のようだ。おめでたい話題であるはずだが、一部で婚約相手である松藤のよからぬウワサが流れ、要の結婚を心配する声が上がっている。
「あまりパッとしないグラドルだった松藤ですが、交友関係や生活は派手なことで知られ、7年前には逮捕前のホリエモンこと堀江貴文氏や秋元康氏らと共にラスベガス旅行をしています。この時期の堀江氏は、吉川ひなのら多くの美女タレントをはべらしており、そのうちの一人だったというわけです。また、彼女は最近話題になった“ペニオク詐欺”の黒幕といわれる松金ようことも親友。松金のブログには、昨年に松藤とニューカレドニアを旅行したという記述もある。他にも、ほしのあきやマーク・パンサーの妻である酒井薫子らと仲がいいようですが、いわくつきの人物ばかりですね」(週刊誌記者)
大して売れていなかったにもかかわらず、松藤はグラドル時代から頻繁に旅行やゴルフなどをしており、どこにそんなお金があるのかと不思議がられていた。一部業界では、当時は経済界や芸能界に“スポンサー”がいたというウワサも流れているようだ。ただし松藤の実家は資産家といわれ、バラエティー番組にお嬢様キャラとして出演していた時期もあり、スポンサーの件はあくまでウワサの域を出ていない。
今回の報道で何より気になるのは、グラドル出身の実業家という松藤の異色の経歴だろう。本人の弁によると、25歳の時に株式投資で資金を増やし、それを元手に起業したという。だが、当時を知る関係者は「株をやっているなんて話は聞いたことがない。株の勉強をしていれば、それをタレント業でもウリにできたはずだが…」と首をかしげる。それだけでなく、タレントを使ったステマ疑惑も持ち上がっているようだ。
「松藤の会社は、数年前から芸能界人脈を駆使した宣伝戦略をとっていました。東原亜希、住谷杏奈、ほしのあきら知人のタレントたちが、松藤の会社の石鹸やシャンプーなどをブログで紹介しています。婚約した要も、Twitterで『うわ!友人から貰ったこの石鹸すごい!』などと彼女の商品の宣伝をしている。ペニオク詐欺の松金ようことの親交が深かっただけに、これらがステルスマーケティング(ステマ)である疑惑が持ち上がっています」(前同)
婚約発表を機に相手の数々の疑惑やウワサが噴出した要の結婚話。仕事が順調なだけに早く身を固めたいのだろうが、このまますんなり結婚といくのだろうか。