病気療養から一転 ロケに邁進する岡村に漂い始めた大物感

okamura0608.jpg※画像は『東野・岡村のプライベートでごめんなさい・・・インドの旅』
よしもとアール・アンド・シーより

 ナインティナインの岡村隆史が、MCを務める『”ちょこっとイイコト”岡村ほんこん しあわせプロジェクト』(テレビ東京系)で本格的に婚活をスタートさせることが明らかになった。このニュースに対しネットでは「岡村には幸せになってほしい」や「いい人が見つかることを願う」といった応援コメントが目立つ。視聴者の多くが昨年病気療養で長期リタイアした岡村を後押ししているようだ。

「正確な病名などについての公式な発表はありませんから、再発の可能性などは分かりませんが、最近では率先して病気のことをギャグにしている岡村の様子を見る限り、ほぼ完治したと言ってもいいのでしょう。ただ、精神的な病気というのは、ひょんなことからまたぶり返す恐れがありますからね。本気で結婚相手を探すなら、そういった面をきちんとケアしてくれる相手がふさわしいでしょう。復帰以降、人気が再燃したと言える彼を起用している番組関係者も、きっとそういった女性を見つけてくれることを願っていると思います」(業界関係者)

 今月4日にフジテレビが満を持して放送を開始した『サタデーナイトライブJPN』(フジテレビ系)の第1回ホストに抜てきされた岡村。前出の関係者が指摘するように、番組冒頭のフリートークではメインMCの明石家さんまと昨年のリタイア劇をギャグにして会場を沸かせていた。

「月1放送という変則的な番組ではありますが、明石家さんまと今田耕司をメインに迎えた『サタデーナイトライブJPN』は今後フジテレビが局の看板にと考えている番組なのではないでしょうか。吉本と全面的にタッグを組んだこの番組は、今春から同時間帯で第2シーズンの放送を始めた『ピカルの定理』が平均視聴率6%前後と、なかなか数字を稼げていないことへのテコ入れという面もあるでしょうが、さんま・今田という布陣はそれぞれにゴールデンの番組を持てるほどの強力コンビですからね。バランスも良く、今の芸能界でこれ以上の最強コンビを探すのは難しいと言えます」(バラエティー番組放送作家)

 さらにこの放送作家は、『サタデーナイトライブ』の初回ホストに抜てきされた岡村には最近大物の風格が漂ってきたと指摘する。

「番組プロデューサーの明松氏が番組PRで語っているように、視聴者の皆さんも岡村を中堅芸人と考えている人は多いでしょう。実際、大御所と呼ばれる芸人はほかにも多くいますしね。岡村を大御所と呼ぶには早いかもしれません。ですがこの番組に呼ばれたことによって、中堅とはいえ、そのトップであることが実証されたと言えます。同世代には雨上がり決死隊などがいますが、やはり宮迫より岡村の方が大物感というのが漂っています。視聴者もそれは感じているのではないでしょうか。もちろんその理由は長年『めちゃ×2イケてるッ!!』(フジテレビ系)という番組をやってきた実績なのでしょうけど、昨年の長期療養が、結果として彼の大物感をより際立たせたように思います。吉本興業のホームページでは芸人を検索できるのですが、大御所と呼ばれるようなタレントの名前には色が付いています。その中で一番の若手がダウンタウンという現状も、いずれ変わるのではないでしょうか。もちろんナインティナインの名前に色が付くのだと思います」(前出)

 確かにこの放送作家が指摘するように、復帰後の岡村には新しい番組が増えかつての人気が再燃したかのような勢いがある。もちろんそこには精神的な病に倒れた岡村への視聴者の同情という心理も働いているのだろう。ただ、そんな視聴者の温かい視線に甘えることもなく当の本人は、『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日本テレビ系)で世界中を駆け回り、『ちょこっとイイコト』で日本全国をめぐっているように、まるで若手のようにロケに邁進する姿が目に付く。前出の放送作家が指摘するような大物感などまるで無いように見えるが……。

「拘束時間の短いスタジオでの収録はロケなどよりよほど楽ですからね。特に何日もかけて行く海外ロケなどは若手の仕事と言えます。大御所の人たちの海外ロケというのは、ほとんどの場合、休暇を兼ねるような感じです。年末特番でハワイロケなんていうのはスタッフの慰労を兼ねての収録ですよ。ただ、今の岡村が行っている『旅猿』などのロケは「プライベートでごめんなさい」と言っている割に、かなりハードなものですよね。あの立場になってなお、そういったロケに出ることは珍しいと言えます。そして、そのことがかえって岡村の存在を際立たせているのではないでしょうか。つまり、そういったロケをいとわない彼は”使い勝手のいい大物タレント”として重宝されるというわけです。このままいけば、いずれ間違いなく岡村は大御所の仲間入りを果たすでしょう」(前出)

 現在の地位に甘んじることもなく体を張ったロケを敢行する岡村。そして、そんな彼だからこそ未来の芸能界を背負う立場にふさわしいとこの作家は言う。冒頭に紹介した番組をきっかけに来年のジューンブライドを目指したいと話す岡村には、体に気をつけてすてきな伴侶を見つけてもらいたい。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…
韓国 リアクションの旅&四国 酷道走破の旅 プレミアム完全版』

 
「水曜どうでしょう」に似てますよね!?

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