ナースが激怒「患者さんにセックスサービスはできません!」

933131800_54def21b5d.jpg※イメージ画像 photo by San Diego Shooter from flickr

 オランダの看護師の労働組合が先日、ケアの一環として性的行為を要求する患者への反対運動を全国で開始した。日本の病院ではありえない話が、オランダでは今までは黙認され、仕事の範疇と思われていたケースがあったということなのだろうか?

 オランダ労働組合「NU’91」は10日に声明を発表。24歳の女性組合員が先週、42歳の男性患者から在宅ケアの一環として性的行為を求められたと苦情を申し出たのを受け、「I Draw The Line Here(一線を引く)」というキャンペーンを実施することになったと説明している。同労組によると、苦情を申し立てた女性は、一部の看護師がこの男性患者に性的行為を行っていたのを目撃。彼女自身はそうした行為を拒否したのだが、すると男性患者が「介護を行うのに不適格だ」として彼女を解雇しようとしたという。労組では、「この種の(性的な)行為は介護担当者や看護師の職務には含まれない」と明言している。

 オランダというのは、「飾り窓」と呼ばれる首都アムステルダムの繁華街での管理売春が合法であることが有名だが、その他にも16歳以上からのポルノ出演や、互いの同意があれば12歳以上からの性行為も適法という、性に対する規制が寛容な国だといわれている。なんと、公園内でのSEXも合法化されているという。のみならず、看護士から患者への性行為(多分手コキなども含まれると思われるが)まであった、ということが「NU’91」の声明文から広まり、ネット上で「ちょっとオランダ行って両腕折ってくる」などと、不謹慎ながら話題となっている。男子たるもの、風俗などではない、リアルなナースに一度はヌイてもらいたいという不埒な欲望があるのだ。

 あまり知られていないが、実は日本でも、障がい者用の風俗というのが日本各地に存在しており、体が不自由な人や精神障がいのある人向けのサービス(一般的にはケアと呼ばれる)がある。手話など特殊技能が必要なケースもあるため、ナース経験者などが働いているところもあるらしい。

 ちなみに、そうしたケアを元にしたAVもある。『芸能人 範田紗々 手コキ×性交クリニック やさしい手癒しの射精介護』(SODクリエイト)という作品で、会話やサービスなどもAVっぽくない作り。内容はソフトながら、癒しの手コキ介護はまさに草食系男子向きかも?

 ところで、オランダにも「性の介護」サービスは存在する。オランダ国内60以上の自治体では料金全額を行政負担しており、性の問題を入浴や排せつ、食事と同様に「健康管理」という側面で捉えているようだ。要望があれば同性を派遣することも可能、と、これまた日本よりも寛容。そんなサービスがあるのだから、看護士に「ヌイてくれ」などと頼んだ男性患者は、まさしく不届き千万である。
(文=高田コウイチロー)

 

DVD『このナースがたまらない! 』

 
吉沢明歩やみひろがナースだったら、そりゃたまらんっすよ

amazon_associate_logo.jpg

men's Pick Up