所沢ショーイチ、出会い系で豆タンクと出会う
2022年に54歳となる筆者。今からその日が待ち遠しくてたまらない。
以前にも当コラムで書いたが、54歳となった筆者が18歳のコとエッチすれば“祖父と孫”ほどの年齢差セックスを実現したことになるからだ。
五十路を過ぎても性欲が衰える兆しもなく、気力体力ともに充実しているのでこの調子でその日を迎えたいものである。
もちろんその先の楽しみもある。次の目標は63歳になった時に18歳のコとエッチして“45歳差”セックスをすること。これは加藤茶の年齢差婚に肩を並べるためのものだ。
若い頃は年齢を重ねて老いていくことに恐怖を感じていたものだが、今は毎日が楽しくてしかたがない。最近は早く60歳になりたいと思うようにまでなっているのだった。
ある日のこと。筆者愛用の出会える系サイト【PC★MAX】の写真付き掲示板を眺めていると、気になるオッパイ画像を発見した。
ド迫力のオッパイ写真で見事なまでの谷間に目が吸い寄せられてしまったのだ。顔や全身のスタイルは一切不明だったが、オッパイ星人の筆者としては素通りすることができなかった。
そのオッパイ画像をポチっとクリックして、募集の詳細を確認することにした。
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これから新宿で待ち合わせできるかた
生理が近いせいか欲求がたまってます。
これからの時間で待ち合わせできる年上の男性はいませんか?
ちょっとぽっちゃりなので、スレンダー好きな人はごめんなさい。
カテゴリー:
スグ会いたい
投稿時間:
2021-02-2* 19:55:17
マユミ
地域 東京都
年齢 33歳
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うーん、なるほど。これは微妙な内容だ。
33歳のマユミちゃんが、“ちょっとぽっちゃり”を自称しているのも気になる。
まず9割以上の確率でただのデブだと思われた。しかし、デビュー当時のフカキョンみたいな体型である可能性も微粒子レベルで存在しているはずだ。
それに、たとえデブだったとしても先ほど見たオッパイ画像を無視することはできない。
きっと筆者と同じようなオッパイ星人たちがこのマユミちゃんの募集に群がるはずだ。そう判断し、初回のメールにこちらの顔写真を添付してアプローチすることにした。
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こんばんは、マユミさん。
都内の会社員、ショーイチ・40歳です。
先ほどマユミさんの書き込みを拝見しました。
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、是非マユミさんと気持ちいい時間を過ごしたいです。
この後はずっとヒマしているので、待ち合わせは5分後でも数時間後でもOKです。
あ!
念のため、私の写メを添付しておきますね。
こんな感じで良かったら、検討のほどよろしくお願いします。
では!
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こんなファーストメールを送信したところ、ものの数分で返信が届いた。そこからすぐに話がまとまり、新宿で待ち合わせすることになった。
ドキドキしながら待ち合わせ場所で待っていると、約束の時間通りにマユミちゃんらしき女性が現れた。
チッ!
やって来たのは“豆タンク”体型の女性だった。しかも顔はお笑いトリオ・森三中の「黒沢かずこ」系でお世辞にも綺麗とは言えない。
こ、こんなの無理!
理性がそう判断する。しかし、オッパイ好きの本能が退くことを許してくれなかった。なぜなら、マユミちゃんは写メ通りの一目でそれと分かる巨乳っぷりだったからだ。
ひ…退かぬ!! 媚びぬ省みぬ!!
ここで敵に背を向けてしまったら、52年のオッパイ星人としての人生を否定するようなものだ。
なんとかその場に踏みとどまり、恐る恐る彼女に近づいて声をかける。
「こんばんは、マユミちゃんかな?」
「あ、はい。そうです」
「さっき【PC★MAX】で約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」
「あ、どうも」
あまり愛嬌のないマユミちゃん。このままではしょっぱいエッチに終わってしまうのは間違いないだろう。
もしかしたら、彼女を一目見た際にこちらが不機嫌そうな顔をしていたのかもしれない。そのせいでマユミちゃんのご機嫌を損ねてしまった可能性がある。まだまだ筆者はケツの青いガキのようだ。
こうなったら少々媚びを売るのは仕方がない。気持ち良く射精するための必要経費みたいなものだ。
「実物の俺ってこんな感じだけど、大丈夫そうかな?」
「え?」
「もし嫌だと思ってたら、遠慮なく断ってもらっていいんだよ。絶対に怒ったりしないからさ」
「は、はぁ」
「ま、ショックで少しへこむけど気にしないでいいんだよ」
「そ、そうですか。でも、私は大丈夫ですよ」
「え? マジで? いやぁ、嬉しいなぁ。でも、俺って本当にスケベだよ。顔を見れば分かるでしょ?」
「え? わかんないです」
「そう? 気をつけたほうがいいよ。こういう顔している男が一番危ないんだから」
「あ、危ないんですか?」
「でも、安心して。俺は精神的なMだから、マユミちゃんの嫌がることは絶対にしないからね」
「は、はい」
彼女のご機嫌を取るために道化を演じ、その場を盛り上げようと奮闘する。
はっ! 俺は何をやっているんだ!?
我に返り空しくなってしまった。何が悲しくてこんな不細工おデブちゃんに必死になっているのだ。情けなくなって涙が出そうになる。
だが、その甲斐あってかマユミちゃんの機嫌が少しだけ直ったようだ。
そのままホテル街に向かって歩き始め、安めのラブホテルにチェックイン。
部屋に入ったところで、どんなエッチが好きなのか聞いてみる。
「激しくされるのは苦手なので、優しくしてくれたらなんでもいいです」
即答するマユミちゃん。
今まで乱暴にされるようなエッチばかりだったのだろう。まあ無理もない。マユミちゃんのようなタイプに優しくできるのはよほどの変人くらいなものだろう。
筆者はまさにその“変人”だ。オマンコで射精させてくれる女性に乱暴な態度を取れるわけがない。
だが、マユミちゃんの見た目はあまりにも強烈だ。いつも通りに優しくすることはできない。必死で頑張ってもいつもの半分くらいしか優しくできないはずだ。それでも一般男性の“優しいエッチ”を遥かに凌駕できることだろう。
「うん。優しいエッチしかできないから安心してね」
「よ、よろしくお願いします」
ここで彼女のセリフのある部分が気になってしまった。“なんでもいいです”ということは生ハメとか中出しもOKってことなのか?
冗談半分といった感じで「じゃあ生ハメさせてもらっていいかな?」と聞いてみたくなった。
だが、断られた際にこちらが受けるダメージは相当なものだ。まさに痛恨の一撃というやつになるだろう。せっかくご機嫌取りに成功したのだから、万が一にも地雷を踏むわけにはいかない。