栃木：平成の時代にはたくさんあった本サロ　～ニッポンの裏風俗～

 

栃木：本サロ壊滅

　先日Twitterで見かけたのだが、とうとう小山（栃木県小山市）の名店『セクシービーム』が入っていたドライブインみたいな建物が取り壊しになったようだ。筆者がフリーになった20年ほど前、初めて入った小山の本サロもその建物にあった。

　店内は真っ暗で顔まではよく見えなかったが、小柄で細身の若いコで、元すすきののソープ嬢だと言っていた。すすきのソープが25歳で定年とされていた時代で、そこから流れてきたという。なんとももったいない定年制ではある（笑）。

　壊滅してしまったのは非常に残念だが、それは小山だけでなく、お隣の宇都宮も同じ。平成の時代にはたくさんあった本サロが、消えてなくなってしまった。

　宇都宮の本サロで一番印象に残っている店は、オリオン通りにある「オリオンスクエア」（オリオン市民広場）脇の路地にあった。

　オリオンスクエアができる前、そこに確か「109」とかいうファッションビルがあった頃のこと。すぐ横にある路地を入った雑居ビルに店があり、しかも、たった6000円という格安料金だった。ファッションビルのすぐ隣で、激安でパコパコ遊びができたのだ。