【元デリヘル店長の回想録】各風俗店のNo.1キャストが一堂に会するイベントで分かった人気嬢の共通点

【スタッフの協力を仰ぐのが上手い人間が多い】

 No.1キャストともなると、非常に傲慢そうなイメージを持つ方も多いと思う。

 確かに、新人期間や外見の良さだけなどで一時の人気を得たナンバー嬢などは、傲慢になってしまう傾向が高い。

 自分の実力ではなく、偶然や店舗の力であるということに気付いていない人間が多いからだ。

 これに対して稼げるキャストたちは、店舗のスタッフと仲がいい人間が非常に多かった。

 「さっき、店舗に思い入れはないって言ってたのに…」と思う方も多いだろう。

 確かに、彼女たちは店舗に特別な思い入れはない。思い入れはないが、スタッフや店長とは仲がいいのだ。

 それは、男性従業員と仲良くなっておくことで、他のキャストたちよりも優遇されることを知っているからに他ならない。

 自分の予約が空いてしまった時に全力で仕事をつけてくれたり、早く帰りたい時に優先的に車の手配をしてくれたり、特別な扱いを受けることができるのだ。

 売上を上げることで店に貢献し、さらに横暴な態度も取らず男性従業員とも仲がいいなんて、店舗側から見れば絶対に流失させたくない人材になる。

 そうなれば、キャストが「予約空いちゃった」と少し煽るだけで、店舗は自分のために次の顧客を呼び込んでくれるのだ。

 こうした店舗を味方に付ける方法を実践することで、より効率よく稼ぐことができる様になっていく。

 彼女たちは、

仕事場の人間にすら、計算の限りを尽くした接し方をしているのだ。

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