風俗業界「プレミアムフライデー」の反応は?

ThinkstockPhotos-101432665.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 去る2月24日、政府が経団連などと手を組み推奨してきた『プレミアムフライデー』が実施された。個人消費を高めて経済状況を改善することが目的で、多くの企業の給料日直後に該当しやすい毎月末金曜日に設定。夕方の早い時間からショッピングなどの消費活動に充てられるようにと、15時(午後3時)に仕事を終えようと呼びかけた。

 ただし、政府の案がまとまって概要が発表されたのが昨年12月のこと。そこから各企業に呼び掛けたため、イマイチ浸透していないというのが正直なところだ。事実、導入企業は1割にも満たなかったという話もあり、浸透するまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 それでも、このプレミアムフライデーを活用しようと、さまざまなイベントやキャンペーンを行ったのが風俗業界だ。主に15時以降のプレイ料金を割引にするという内容だったが、中にはプレミアムという言葉にあやかって、缶ビールをプレゼントするというイベントもあった。

 イベントの結果は、実際どうだったのだろうか。気になった筆者は、知り合いの風俗店のスタッフに話を聞いてみることにした。真実を知りたかったので、あえて取材とは言わずに電話で雑談するテイで。

 まずは、横浜の曙町にある店舗型イメージクラブのオーナー。今回は、イベントの開催を見送ったそうだ。その理由は、お客さんと話をして探ったものの浸透しておらず、「とくにイベントを行う必要はない」と感じたのだという。これは、様子見のパターンだ。今後は、浸透すれば検討するとのことだった。

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