かなり迷ったのだがその旨を告げ、当日ではなく、2日後の金曜日に会うことにしたのだった。
待ち合わせ場所は、筆者がよく利用する新宿アルタ付近の大型靴屋さんの前。そこに向かっている途中で、ナミカちゃんからメールが届いた。
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もう新宿についてしまいました(^^)
ゆっくりでいいので新宿ついたら教えてください♪
私はクリーム色のコートに黒いマフラーで、
灰色のスカートはいてます♪
知り合いにあうのが怖いので、マスクしてます!
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約束の時間は18時だったが、20分も早く到着しているようだ。
クックック、一秒でも早く筆者にマンコを舐めてほしくてたまらないのだろう。ナミカちゃんの本気度を知り、ますますヤる気が漲ってきた。
筆者が到着すると、メールに書かれていた通りの服装をした女性が店の前に立っていた。
遠目に見ると、彼女の体型はももクロの佐々木彩夏を少しふっくらとさせた感じだった。コレは大当たりの部類だ。残念ながらマフラーとマスクのせいで顔がはっきり見えなかったが、写メを貰っているので大丈夫だろう。
小走りで駆け寄り、声をかける。
「お待たせ、ナミカちゃん」
「こ、こんばんは。初めまして」
「初めまして、ショーイチです。今日はよろしくね」
「す、凄く嬉しいです。本当に来てくれるかどうか分からなかったので…」
「なに言ってんの! メールで約束したんだから来るに決まってるでしょ」
「でも、なんか話が上手く行きすぎて、今でも信じられないです」
「安心して。トコショー本人だし、今日はナミカちゃんの嫌がることは絶対にしないって誓うからさ」
「フフフ、本当に記事通りなんですね」
「え?」
「めちゃくちゃ優しそうなので、とても安心しました」
「そ、そっかぁ。それじゃあますます期待は裏切られないなぁ」
「はい。とても期待してますね」
「オッケー、じゃあ立ち話もなんだから行こうか?」
「はい」
こうして、ふたり仲良く並んでラブホ街に向かうことに。そして、いつもよりグレードの高いラブホにチェックイン。
部屋に入ると、室内の広さと綺麗さに驚くナミカちゃん。どうやらラブホを利用する機会が少なかったようだ。
「わっ、ショーイチさん。この部屋、サウナまでありますよ!!」
「うん。ナミカちゃんが可愛いから、奮発しちゃったよ」
「あ、ありがとうございます。記事で読んでたから、安っぽいホテルだったらどうしようって思ってたんです」
「ああ、アレだね。可愛くないコやおデブちゃんだったら、いつも安いとこを使ってるからね」
「なんだかすいません」
「謝ることないよ。俺がこうしたいと思って、このホテルを選んだだけだから」
「はい。本当にありがとうございます」
部屋に入り、落ち着いてからマスクを外したナミカちゃん。その顔は写メ通りの癒し系のタヌキ顔で、筆者のドストライクだった。