今から10数分後にこのオッパイを好き勝手できるだなんて…。そう考えるのと同時に、愚息がギンギンになってしまった。
「こんばんは、ルミちゃんだよね?」
「はい。そうです」
「さっき【ワクワクメール】で約束させてもらったショーイチです。今日はよろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします」
「で、どうかな? 写メと違うと思ったらゴメンナサイしていいからね」
「え? なんでですか?」
「ほら、実物を見てキモいと思ったら、無理しなくていいからさ」
「そんなことないですよ。凄い優しそうじゃないですか」
「そ、そうかな? でも、見た目以上に俺ってエロいよ」
「そ、そうなんですか?」
「うん! ルミちゃんがドン引きするくらいエロいよ」
「全然平気ですよ。むしろ大歓迎です♪」
「ほ、ホント? 嬉しいなぁ」
「私もかなりエッチですから」
「それはウエルカムだよ。じゃあ、早速だけど行こうか?」
こうしてノリノリで彼女を先導し、ラブホテルに向かうことに。
無事にラブホの個室に入室すると、途中のコンビニで購入してきた飲み物で喉を潤す。
「ところで、ルミちゃんはどの辺りのお店で働いてるの?」
「え?」
「アレコレ詮索するつもりはないけど、この近辺なのかな?」
「いいえ。新宿にはあまり来ないですね。お店は上野のほうなんです」
「なるほどね。上野の辺りってそういうお店が多いよね」
「あ! もしかしてよく遊んだりしてるんですか?」
「そうでもないよ。10年近く前に2、3回遊んだことがあるくらいだよ」
「へぇ。そんな前からああいうお店ってあったんですね」
「でも、俺が行ったところはボーイが厳しくてさ。ちょっとお尻にタッチしただけでスッ飛んできて、注意してきたんだ」
「それは厳しいですね。ウチはその辺りは緩いですねぇ」
「え? 下半身タッチもありのお店なの?」
「さすがに下着の中に手を入れるのはNGですけどね」
「でも、興奮しちゃってヌキたがる客って多いんじゃない?」
「そういう人はズボンのポケットに手を入れて、自分でシコシコしてますよ」
「ま、マジで?」
「はい。ズボンの股間を濡らして帰るお客さんもいますから」
「濡らすって? 自分のザーメンでってこと?」
「だと思います。その後、どうやって帰ってるんですかね?」
「なるほどねぇ。いろんなお客さんがいるんだね」
仕事の話をアレコレと聞きながら、フル勃起していた筆者。だが、焦ることはない。なにせ、すでにラブホで二人っきりだ。よほどの下手を打たないかぎり、最後までヤレることに違いないのだから。