風俗とは試行錯誤の歴史! “ノーコミュニケーション”をコンセプトにした店

ThinkstockPhotos-100672289TP.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 
 風俗はもとより、キャバクラにも行かないという後輩がいる。しかも彼女もいないという二十代前半の彼は、その理由を「コミュニケーションをとるのが面倒だから行かないんです!」と言い切った。

 この“コミュニケーションをとるのが面倒くさい”というのは、昨今の若者の特徴として取り上げられることが多い。そして、その考え方が“若者の風俗離れ”を招いている一因であったりもするハズだ。

 風俗は、決められた時間内とはいえ、女の子とのコミュニケーションがあり、それこそが重要だと考えるユーザーも少なからずいる。筆者の知り合いの風俗嬢は、「将来はコミュニケーションなしで、ただヌクだけの風俗になるかも…」といった危機感を抱いてしまうこともあるそうだ。

 また、風俗情報誌の編集者も、「若い男性だけがコミュニケーション下手というわけではなく、女のコも同様ですよ。悪いコではないのですが、取材していてもスムーズにいかないというか(苦笑)」と語る。たしかに筆者も、性格は素直でも会話になると…というパターンに出くわすことがある。たとえば取材の場合、先に写真撮影をお願いした際には、コチラの指示通りにポーズを取ってくれたり、ニッコリと笑顔をくれたりする。しかし、その後にインタビューとなると、「わかんないです」、「………(1分ほどの沈黙)」といった状況が続くのだ。そのような女のコに限って、ブログなどのSNSでは雄弁だったりするパターンもあるが…。

 それにしても風俗の行く末は…と嘆くのはまだ早い。風俗とは試行錯誤の歴史でもある。それならば、と現れたのが、“ノーコミュニケーション”をコンセプトにした風俗店だ。「女のコが人形として客の言いなりになれば、人形だからしゃべらないのでコミュニケーションは不要」というのだ。

 ならばと、その『ノーコミュニケーション風俗』への潜入を試みた。

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