水川あさみ、バカリズム脚本のドラマで“売れない女優”を好演! 嫌味のない親近感で視聴者からも絶賛の声

0624mizukawa_main.jpg※イメージ画像:水川あさみオフィシャルサイトより

 お笑い芸人のバカリズム(39)が脚本を担当したドラマ『かもしれない女優たち』(フジテレビ系)が、23日に放送されて視聴者から好評を博している。

 ドラマを彩ったのは竹内結子(35)、真木よう子(32)、水川あさみ(31)という数々の作品で主演を務めてきた人気女優3人。この贅沢なキャストを迎えてバカリズムがひねり出した物語は、「彼女たちが女優にならなかったら…」というパラレルワールドを舞台に繰り広げられた。

 それぞれ、竹内は原宿でスカウトされことを、真木は2005年公開の映画『パッチギ!』に出演したことを、水川は14歳のときに受けた映画『劇場版 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』のオーディションに受かった瞬間を女優人生の始まりだと振り返った。そして、そのとき道をそれていれば、竹内は出版社に勤務し、真木は女優業に未練を残しつつも漫画家への道を歩み始めていただろうという設定。そして水川は、女優としての成功を夢見て、いつまでも芸能界にしがみつく“売れない女優・水川あさみ”を演じた。

 何度オーディションを受けても落ちてしまう水川は、同世代の女優たちが売れていく様子を横目で見ながら「胸糞悪い」と呟き、「こんな女より私の方が絶対うまいに決まってる」と負け惜しみじみたセリフを連発する。しかし、実際に売れている女優に会えば媚を売るようなことも笑顔で言ってしまう。そしてようやくドラマに起用されても「受付嬢B」という役柄で、どうにかカメラに顔を映そうとムダな努力をする。そんな様子は売れない女優のリアルな姿のようで、おかしくもあり切ないものだった。

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