「絶縁」から一転、モーニング娘。元メンバーたちから窮地の加護亜依にエール続々のナゼ


 業界から驚かれているモー娘。OGの言動だが、そのきっかけとなる出来事はあった。今年6月、辻の誕生会に加護が参加し、互いのブログでツーショットを披露した件だ。

「加護はこれみよがしにブログに写真を掲載し、一方の辻はブログ会員限定の記事で公開という温度差はありましたが、この歩み寄りは大きな進展だった。といっても本当に友情あっての再会ではなく、互いに話題づくりを目的とした“ビジネス再会”。アップフロントは業界でも大手の事務所で、絶縁した加護と辻を接触させるメリットはなかったはずですが、何かしらウマ味を感じたのでしょうね」(前同)

 いくら話題づくりになるといっても、身内である夫が暴力団員と親密な関係であることが発覚した加護と絡むのはデメリットが多いように思える。損得抜きで元モー娘。メンバーたちが加護にエールを送っているのか、それとも別の狙いがあるのだろうか。

「アップフロントのお家事情が影響していると考えられます。一番の稼ぎ頭だった矢口が不倫騒動で1年以上も休業し、その損失は一説によると数億~十億円以上。これは同事務所にとって非常に痛かった。この窮地を挽回するために矢口の復帰が急がれたのですが、以前のように稼げるとは思えない。ですから、事務所側は他の元モー娘。メンバーを売り込むようになったのですが、あまり話題性がなくテレビ局やイベント会社の反応は悪かった。そういうウラ事情があるため、アップフロントは絶縁した加護であろうと話題づくりになるものは全て利用したいというのがホンネ。再共演は難しくとも、加護についてコメントを求められれば積極的に話すようにと元メンバーたちには通達されている」(芸能関係者)

 苦楽を共にしたメンバーの窮地を思いやる友情コメントかと思われたが、その裏側にはシビアな芸能界の計算があるようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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