未来のトップグラドルを青田買い!? アイドル撮影会の魅力とは

1003satueikai_fla.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 今や若手グラドルたちの稼ぎ口ともいえる『グラビア撮影会』。かつては一部のカメコ(カメラ小僧)たちだけの楽しみとして知られていたイベントだが、ここ数年でその形も変わろうとしている。いざ撮影会に足を運んでみると、カメコの象徴である豪華な一眼レフカメラが右往左往する中、コンパクトデジカメを持つ人々の姿もチラホラ。一般のグラビアファンも撮影会に押し寄せてきているのだ。

 そもそも撮影会とは、規定の料金を支払い、数人が一組となって一定の時間内に対象のアイドルをカメラで撮影できるというもの。もちろん撮影データは持ち帰ることもできるが、そのチェックは厳しく、流出防止の誓約書を書かされるのが基本だ。中にはかなり過激な撮影会もあり、今年に入ってから、モデルに性器を露出させたなどで専門の撮影会業者が逮捕された例もある。

 ただ、いくら料金を支払っているとはいえ、肖像をばらまく行為は事務所関係者の間でも賛否両論がある。とある事務所関係者は、「撮影会はタレントの寿命を縮める行為」と認識しており、この状況を良く思っていないという。しかし一方では、「グラビアアイドルとして勉強になる」や「ファンから直接意見を貰えるチャンス」と位置付けている関係者もおり、タレントにとっての良し悪しは意見が分かれるところだ。ともあれ、憧れのアイドルと近づくことのできる撮影会は、ファンにとって嬉しいことには違いない。

 撮影会の魅力について、アイドル事情に詳しいライターはこう語る。

「何といってもアイドルとの触れ合いでしょう。時間内であれば現場のアイドルと話し放題ですし、話に困ったらカメラを向ければいい。中にはファンとの交流が楽しくて撮影会に参加しているアイドルもいるみたいです。撮影という行為を通したファンとアイドルのコミュニケーションが最大の魅力なのです」

 握手会から始まり、2ショット撮影会、過去に『ももいろクローバーZ』が行った“糸電話会”など、さまざまなアイドルイベントが実施されているが、ここ最近は撮影会が定番となり、聖地・秋葉原では毎週のように開催されている。

「自分たちがグラビアアイドルを“育てている”感じですかね。デビューしたばかりのアイドルは、自分の魅力に気づいていない場合がありますから、われわれファンがレンズを通して彼女たちの魅力を引き出すようにアドバイスをしたりもします」(撮影会参加者)

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