「ゆるすぎて意味がない」の声も…AKB48選抜総選挙、厳戒態勢アピールも実態は“ザル警備”との指摘


 また、AKB48の小嶋陽菜(26)は襲撃事件によって大事な決断を下した。小嶋は恒例のスロースターターぶりで速報17位だったが、最終結果では8位にアップして安定の選抜入り。順位発表後卒業がウワサされている小嶋は「私、小嶋陽菜はここで卒業発表をしよう…」と切り出してファンは息をのんだが、続けて「と思いましたが、しませ~ん」と茶目っ気たっぷりに継続宣言した。だが「今回の選挙は思い出を作るために出たので、卒業を発表しようと本当は決めていた」といい、その気持ちが変わった経緯として「先日、いろいろなことが起きた。それを受けて私はもうちょっとここにいて、私にできることをやろうと思いました」と、襲撃事件が背景にあったことを示唆している。

「小嶋は『私の卒業発表はみんなが笑顔になれる時にしたい』とも語りましたが、意地悪な見方をすれば、いまの状況で脱退すると注目度が低いうえに“卒業ビジネス”が打ちづらいという裏事情もある。とはいえ、不安を抱える後輩たちにしてみれば事態が好転するまで彼女が残ってくれるのは心強いでしょう」(前同)

 総選挙で9位にランクインしたAKB48グループ総監督の高橋みなみ(23)は順位発表後のスピーチで、襲撃事件が起きた瞬間に「あぁ、AKB終わっちゃった」と思ったと正直に告白している。終わることはなかったものの、その余波は非常に大きなものになったようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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