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仰天風俗! 『生理専門店』のマニアックな経営戦略


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※イメージ画像 photo by Girla Obscura from flickr

 フェチという言葉が世間に認知されてどのくらい経つのだろうか? 眼鏡、腋、ぽっちゃりと肩身の狭かった、特殊な性癖を持つ人間が生きやすい社会が構築され続けている。ハードな性癖のひとつであろうスカトロにしても、“匂いフェチ”という都合のいい言葉によって、なんとなく居場所を見いだせたりする「変態バンザイ!大国」それがニッポンだ。

 そんな懐の深い“フェチ国”に対応するかのごとく、風俗のジャンルもどんどん細分化し続けている。今回紹介するのは、匂いフェチだけでは片づけられない、経血マニアのためにある、鶯谷『月経仮面』というお店。

 同店は、顔面血まみれになりながらクンニをし続けたい! 自分の股間が真っ赤に染まるまで素股を楽しみたいという変態さんたちで、予約が取りづらくなるほどの大盛況を見せているのだという。そんな変態さんが世の中にうじゃうじゃいるとは“目から鱗”だったが、その真相はもっと簡単なことだった。

「そういった性癖のお客さんが思っていたよりも多かったってこともありますが、そもそも出勤できるコが限られますからね。お店としては、生理が始まって5日間ぐらいは勤務OKというスタイルで営業しているんですが、マニアは血が多い方が良いに決まっている。そうなると、必然的に2日目、3日目だけ予約が埋まってしまうんで、どれだけ人気嬢でも月に2日しか働けないんですから、人気店といえば人気店なんですけどね(笑)」(風俗ライター)

 需要と供給がかみ合わず人気が集中し繁盛店になったという部分も確かにあるのだろう。しかも、毎日会えるより月に一度しか味わえないと思うと、予約しなきゃと焦ってしまうのが人間の性。DaiGoの“メンタリズム”的なコントロールで、常連客を増やして同店は人気を獲得し続けているのかもしれない。

 しかも、この店の人気は客にだけでなく働く女のコにとっても実に都合がよい。

「月に2日程度しか出勤できないこともあって、普段女のコたちは他の系列店でデリヘル嬢として働いていたりもします。ただ、この不景気。そこそこのルックスを持っていたとしても、思うように稼げない。そんな日銭で暮らす女のコたちからすれば、生理休暇も仕方がないものとはいえ死活問題。その期間に働かせてくれるなんて、こんなに女のコに感謝される店はないはずです。しかも、マニア店というのは、比較的料金が高く設定されているので女のコの取り分が多い。稼げなく痛みに耐える辛い数日が、思わぬドル箱デーに変わるんですから、働きたいという女のコは後を絶ちませんよ」(同ライター)

 内臓を指すホルモンとは、大阪弁で捨てる物という意味“ほおるもん”からだと言われているが、まさに女性ホルモンが放出させる“ほおる血”を現金化した頭脳商売。普通の感覚だと捨てる物が、思わぬ価値を生む。一般社会も風俗も、そこは一緒なのかもしれない。
(文=浅野 悠)


『月経2』


経血が流れ落ちるほどに快楽を欲しがるそうな

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