壇蜜なんて青二才!? 2013年は美熟女ブームが本格化

ishida0115.jpg※イメージ画像:『GLOW 2012年7月号』宝島社

 昨年突如としてブレイクしたグラビア界の“エッチなお姉さん”こと壇蜜。「日本一美しい32歳」として、テレビにイベントに引っ張りだこの彼女は、肉惑的なボディとほどほどに下品なエロスが人気の秘密。そんな壇密を熟女といっていいかどうかは難しいところだが、2013年は、お色気たっぷりな大人の女性たちが近年の熟女ブームをさらに熱くしそうな予感だ。

 たとえば、新春ドラマと呼ばれる1月期に始まる民放各局とNHKを合わせた主なドラマ計25本のうち、美熟女女優が主演クラスで出演しているのは8本。同じ条件での昨年の29本中7本に比べ、その傾向はわずかながら強まっている。2011年あたりからにわかに騒がれだした熟女ブームも、まだまだこれからということかもしれない。

 特に昨年と違うのはニューフェイス熟女女優たちの登場だ。中でも、「週刊大衆」(双葉社)や「アサヒ芸能」(徳間書店)などの美熟女女優企画の中で取り扱われた石田ゆり子(43)は、清楚なイメージながらどこか影のあるエロスが漂っているとして注目されている。

「これまで清楚なイメージの強かった石田さんですが、以前から業界では男勝りな女優さんとしても有名でした。個人事務所の社長を務め、過去に何度か出た結婚報道でも、その都度、仕事優先と言っていたわけですからね。しかし、そんな彼女に、昨年の夏、ある大物俳優と長きにわたり不倫関係にあるのではという疑惑が浮上しました。昨年7月に放送された情報番組『上沼・高田のクギズケ』(読売テレビ・中京テレビ)での、ファッション誌「GLAMOROUS」(講談社)の編集長・藤谷英志氏の発言による騒動です。番組内ではイニシャルでしたが、ネットなどでは石田ゆり子さん説が大半を占めました。そうした報道が、これまでの清楚というイメージから酸いも甘いも知り尽くしている大人の女性というイメージに変化していったのかもしれませんね。“ただ清楚”なだけではやはり美熟女としての魅力は乏しいですから」(業界関係者)

 そんな石田と新ドラマ『夜行観覧車』(TBS系)で共演するのが、これまた大人の色気満載の鈴木京香(44)だ。この2人は、同世代の女優にして初の共演という点で話題になっているが、共に喜劇作家・三谷幸喜作品の常連という共通点がある。さらに言えば、2011年の三谷の離婚の際には、「原因は三谷の鈴木と石田へのご執心ぶり」と週刊誌で報道されたりもした。コメディセンスも抜群で、大人の色気を持った2人に、三谷がご執心になるのも無理はないというところか。

 大物俳優との不倫騒動のあった石田ゆり子と、長谷川博己、真田広之、堤真一など、これまでに何度も恋愛が取りざたされてきた鈴木京香。やはり大人の女性の魅力というのは、多くの恋愛から生まれてくるものなのかもしれない。

 そこで今後期待される美熟女といえば、先日放送の始まった『最高の離婚』(フジテレビ系)でW主演を果たしている真木よう子(30)と尾野真千子(31)だ。言わずと知れた不倫騒動経験者の2人は、タイプは違うがすでに大人の色気をかもし出す魔性のコンビ。ドラマのエンディングで流れるセクシーなダンスでの“競艶”は、いかにも熱っぽく、同じく新春ドラマで主演を果たしている同世代の仲間由紀恵(33)や麻生久美子(34)とは、やはりどこかエロスの雰囲気が違う。次世代のセクシー美熟女女優として、今後も多くの恋愛を経験してほしいところだ。

 体調を崩し一線を退いていた歌姫・中森明菜が再始動するのではないかと言われている今年、もし実現すれば熟女ブームを後押しするのは間違いないだろう。2013年は熟女ブームがいよいよ本格化する年なのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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