こうしてカラオケボックスに入店して30分も経たないうちに店を出ることになった。そこから徒歩数分でホテルに到着。もちろん選んだホテルはいつもよりちょっとだけグレードの高いところだ。
部屋に入って二人っきりになってから、さらにダメを押す筆者。
「ここまで来ちゃったけどさ。どうしても怖くなったらいつでも止めるから、遠慮しないで言うんだよ」
「はい。でも平気です。もうここまで来たら帰ったりしませんよ」
どうせなら混浴もしてみたかったが、あまり調子に乗るのもよろしくない。別々にシャワーを浴びた後、ベッドインすることになった。
「痛かったり、気持ち悪いことがあったらスグに言うんだよ」と宣言してからプレイ開始。軽い感じのキスから始まり、徐々に舌を差し入れる。なんの抵抗もなく筆者の舌を受け入れ、己の舌を絡めてくるユズカちゃん。さきほどユズカちゃんが飲んでいたマンゴージュースの味のする唾液がたまらない。
「ユズカちゃんの唾液、とっても美味しいよ」
「ショーイチさんのはミントの香りがするね」
ヘビースモーカーの筆者は、ユズカちゃんがシャワーを浴びている間に常日頃から携帯しているモンダミンで口内をきっちりとキレイキレイしていたのだ。
マンゴージュースとミントの香りの入り混じった唾液をさんざん交換して貪りあう二人。キスをしながら、どんどん呼吸が荒くなってくるユズカちゃん。うむ。非常にわかりやすくて宜しい!
キスがひと段落したところで、彼女が身に着けていたバスタタオルをそっと剥ぎ取る。
たゆワわゎぁあァんン。
推定Dカップはありそうだと判断していたのだが、実際のユズカちゃんはFカップ近くはありそうだった。仰向けの状態であらわになったオッパイだが、軽く触れるだけでバィィィィィンとしばらくの間揺れ続けるほどだ。
ここでスグにむしゃぶりつくのがいつものトコショーだが、あえて今回は硬直した振りをする。
「ど、どうかしました?」、筆者がフリーズしていることに気づき尋ねてくるユズカちゃん。
「あ、いや、あまりにも綺麗な胸をしてるから見とれちゃったよ」
「えぇ!? そ、そうなんですか?」
「うん。白くて大きくて柔らかくて、形も綺麗で……。本当に完璧だよ」
「そ、そんなこと言われたの初めてですよぉ」
照れてはいるものの、満更でもなさそうだ。
「キスマークとか噛み跡が残らないよう気をつけるから、たくさん攻めさせてね」と断ってからペッティング開始。揉んで舐めて吸って摘んで甘噛みして、乳首だけを摘んで上に持ち上げて円を描いてみたり、乳房と乳房をかき寄せて両の乳首を合わせてみたり、胸の谷間に顔を埋めてパフパフしてみたり……。
心行くまでオッパイを味わった後、シックスナインへとなだれ込む。仰向けのユズカちゃんの上に筆者が覆いかぶさる格好だ。フワフワと柔らかい臀部を抱え込み、ユズカちゃんの股間に顔を埋めて舐めまくる。ユズカちゃんのフェラチオは経験の少なさゆえか少々ぎこちない。だが、それもまた良し! 遊び慣れていない女の子が筆者の愚息を咥えてフンゴゴフンガガしているシチュエーションはたまらないものである。
懇切丁寧に舐めまくっていた甲斐もあり、ユズカちゃんの愛液はダダ漏れ状態になった。一滴残さず飲み干すつもりだったが、ちょっと油断するとすぐにシーツまでに達してしまうほどだ。もう頃合だろう。
「ユ、ユズカちゃん。もうこれ以上は我慢できないよ。入れるよ」
ユズカちゃんの返事を待たずにゴムを装着して、膣口に愚息をあてがう。嫌がる素振りを見せなかったので、そのままゆっくりと腰を沈めていく。
「あ、あぁ、ショーイチさんの、すごく硬い!」
短小早漏の筆者ではあるが、硬さには自信がある。(*ただし、相手が可愛い娘のときだけに限る)。
「ゆっくり動かしてくけど、痛い角度とかあったらスグに言うんだよ」
処女相手ではないのでここまで気を使う必要はなかったのだが、ここまで来たら最後までジェントルマンの皮を被り続けるしかないだろう。
ストレート、カーブ、シュート、フォークと色んな角度の棒球を投げ込んだのだが、どれも痛くはなさそうだった。筆者の控えめサイズの愚息のおかげかもしれないが……。
正常位で挿入しながら、思いっきり猫背になってユズカちゃんの乳首を口に含む筆者。乳首を甘く優しく噛むと、ギュギュっと膣の締め付けが強くなる。
あぁ、こりゃタマラン!!
慌てて乳首にキスするのを止めた。そう簡単にイってたまるか! という筆者の意地である。腰を振りながら、他界した祖父、祖母の顔を思い浮かべる。“おじいちゃん、おばあちゃん。おかげさまでショーイチとその愚息は今日も元気です”といった具合に、気をそらすのに注力する。
最初はくぐもりがちだったユズカちゃんの声が次第に大きくなってきた。ウヒ! このまま頑張れば、ユズカちゃんをイかすことができそうだ。そう思った矢先のことである。
「ね、ショーイチさん。さっきみたいにキスして!」、とユズカちゃんがせがんできたのである。
請われるがままにユズカちゃんの唇にキスをする。その途端に筆者の上半身をガバっと抱きしめるユズカちゃん。
「このままの格好でイかせて!」
「う、うん」
なんとも積極的な話である。だが、可愛い娘にこんなこと言われてしまったらひとたまりもない。途端に発射の前兆が訪れる。このままダラっと発射してしまったら格好がつかない。
ギアをトップに切り替えて、ピストンを急加速する。「い、イクよ、ユズカちゃん!」、そう吠えながらゴム内に大量発射。と同時にユズカちゃんもなんとか絶頂に達してくれたようだ。
そのままの姿勢でしばし射精の余韻を楽しんでいた。しかし、ユズカちゃんのキツい抱擁はいつまでたっても解かれない。きっと彼女も同じ姿勢を保つことによって余韻を楽しんでいるのだろう。そう判断して、されるがままの筆者であった。
数分後、やっと抱擁が解かれた。それにしてもなかなかのイキっぷりである。セックスに慣れていないと言ってた割りに、なかなかどうして感度もバッチリグッドだった。
「ね、ユズカちゃん。凄く感じてくれてたね」
「は、恥ずかしいけど、エッチでこんなに夢中になったのは初めてです」
お世辞だろうが、こう言われて悪い気はしない。
「え! じゃあもしかしてイったことなかったの?」
「うーん、その感覚がわからないんですよね。でも、今日のエッチは今までの中で一番気持ち良かったです」
「今日のアノ感じがイったってことじゃないのかな?」
「そうなんですかね? 自分ではどうなればイったことになるのかまだわからないんです」
感度が良くてイキやすいからといって、必ずしもその娘が遊び慣れているとは限らない。いくら愛撫してもまんちょがカッサカサの売春婦がいるように、ちょっと触れただけでもズブ濡れになってしまう処女も確かに存在するのだから。
帰り支度をしながら、当然のようにメール交換を行う。
「ね、ユズカちゃん。次のデートの時もお茶してからでも構わないから、また誘ってね」
「はい。こちらこそお願いします。あ! 見たい映画とかあったら、最初に映画とかでもいいですか?」
「もちろんだよ。俺は邦画洋画問わずなんでも好きだから、いつでも誘ってね」
こうやって再会を約束してサヨウナラ。ちなみに、再会の約束をするのは簡単なのだが、実際にその約束が果たされることは稀なのである。
互いの都合がつかなかったり、筆者が新規開拓を優先したり、連絡しても音信不通のままだったりと理由は様々だ。万難を排してまでまた会いたい、と思えるような娘とはそうそう出会えないのが実情なのだ。
それゆえ、今回のユズカちゃんとも約束はしたものの余程のことがない限り二度目はまず無いものと思われる。もし、彼女が生ハメ中出しOKだったら間違いなく二度三度と関係が続いたことであろう。うーん、実に残念ではあるが致し方あるまい。
嗚呼、どこかに器量良しで気立ても良く、感度が良くて床上手で、ピル服用者で生ハメ中出しOKな女性はいないものか? それでいて筆者の短小、早漏を意に介さない聖母のような女性と知り合うことができたら、今すぐにでも出会い系遊びから引退する覚悟があるのに。
(文=所沢ショーイチ)
●所沢ショーイチ(ところざわ・しょーいち)
“トコショー”こと所沢ショーイチ。風俗、AV、出会い系を得意とするエロライター。不惑の年を過ぎているが、干支を一回り分サバ読み可能な童顔の持ち主。10代後半の少年にヒケを取らない性欲を誇り、三度の飯よりもクンニが大好きなクンニリストでもある。
【所沢ショーイチのA★SPOT】でも裏ネタ公開中!
(http://tokosyo.net/)
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